NHK交響楽団第1795回定期公演
2014年11月26日(水) 19:00 開演
ロッシーニ: オペラ『アルジェのイタリア女』序曲
メンデルスゾーン: 交響曲第4番 イ長調 op.90 「イタリア」
ベートーヴェン: 交響曲第2番 ニ長調 op.36
ワーグナー: オペラ『リエンチ』序曲
指揮 ネルロ・サンティ
NHK交響楽団
1、ロッシーニ
軽快な出だしである。ホールの違いからか先週よりまとまっているように感じる。このまま
幕が開いてオペラがはじまらないかなと思うようなワクワク感があった。
2,3、イタリア ベト2
どちらもどっしりとした演奏だ。イタリアの1楽章ではヴァイオリン内で多少の乱れがあったが
そんなには気にならない。大きな傷もなく、オケも鳴っていてそれなりにまとまった演奏だが
全然楽しくない。原因は各楽器が歌わないことだ。サンティが歌わせようとさせるものの
特に木管が頑として歌わない。1ミリたりとも違わずに楽譜どおりに吹くことを使命としている
かのようだ。この歌ごごろの有無が海外オケとの決定的な差なのだろう。
4、リエンツィ
金管とピッコロの活躍で本日1番楽しめた。サンティには大編成の曲があっている気がする。
ログインしてコメントを確認・投稿する