今年最後の連休日記

　１１月２２日（土）
　4時頃目覚めてトイレに行き，再び寝る．5時過ぎ，6時過ぎと目覚めるが，起床は7時過ぎ．あちこちで高倉健さんの特集をしているが，富山刑務所でのスピーチをみて，コンビニへ．インスタントスープと珈琲，それに「味いちもんめ」を買って帰り，朝食．「サワコの朝」の三浦友和もみたかったが，高倉健さん関係をみる．フジテレビに堺雅人が登場したので，最後まで．さらに録っておいた「クローズアップ現代」の高倉健さん追悼をみる．一緒に仕事して（だと思うが）高倉氏に魅了された若い人が「どうすれば健さんのようになれるのですか」と聞かれたとき，「よい人と会うことが大切」と答えたそうだ．なるほどな．そう考えると，年上でも年下でも一緒に気持ちよく働ける人とよいものを作りたいと思う．まあ，そういう人ばかりでないのが世間というものだが．
　清濁併せのむ，というとなにか処世術のような感じになるが，濁をも飲み下せる力が必要ということなのかもしれないな．そうすると清の，そのすばらしさも一層わかるのだろうし．
　9時半を回ったところで家を出る．自転車で出社．外は眩しい．
　いつも買う弁当屋はまだ開店準備中．コンビニで蕎麦やおにぎりを買って会社へ．4時半ごろまでお仕事．帰ろうとすると，まだ日は残っているが，自転車のライトは自動点灯．薄暗くなって帰宅．自転車をしまってから近くの酒屋へ．富士錦ひやおろしを購入．
　6時半ごろ，息子帰宅．そろって夕食．刺身をつまみつつ，ひやおろし．「タモリ倶楽部」の録画なども観る．

　１１月２３日（日）
　7時ごろ起床．パンで朝食．朝から「プロフェッショナル」でかつて放送した高倉健特集を見直し，悲しむ．
　9時半過ぎ，息子と外出．散歩を兼ねて五反田の書店へ．小学生用の時事問題解説を買いに行く．1軒目に適当なものなし．2軒目，候補が3点，じっくり選んで1冊買う．こちらは新書2冊，岩波現代文庫の新刊2冊購入．ベローチェで珈琲を飲んで帰路に．二日酔いか，のどが渇くこと．目黒不動にもご挨拶．
　帰宅したらもう12時前．ツナとトマトのパスタで昼食．息子，1時すぎには塾へ．こちらは昼寝と読書とラジオで午後を過ごすが，よく眠れること．読みかけの本，2冊ぐらい読了する．
　夕刻，カミさんがKFC買ってくる．6時頃，食べ始めたが，じき息子帰宅．食事しつつ，「リーガルハイ」のSP，録画しておいたので観る．冒頭の院長回診，「タンホイザー序曲」をバックにしての手のアップ，それが手話であったりして，など，大笑いする．息子，ネタ元がわからずかわいそう．唐沢版「白い巨塔」のとき，まだ2歳だものなあ．大笑いさせるものの，ラストのやりとりは魅せたなあ．
　9時からは「ごめんね青春」を観てしまい，九州響のブルックナー1番のラスト，それに「あなたへ」のラストも観てから寝る．

　１１月２４日（月）
　7時前には起床．煎茶を一杯飲む．朝食のおかずが鮭と納豆と漬物だったので喜んで飯を2杯半も食べてしまう．
　午前中，新聞の整理，切り抜き．「プロフェッショナル」の高倉健特集，インタビュー編の録画を観つつ．大切な人が亡くなったのだなあ，と．さらに昨日の久しぶりにドレスデン国立歌劇場管弦楽団による「ワグナー・イン・ドレスデン」というＣＤ（2曲目に「タンホイザー序曲」）をかけたが，ああ若杉さんもいなくなってしまったのだなと，いまさらに感じる．齢をとるとはこういうことなのか．
　気持ちを入れ替えて，昼前後，高田文夫と志賀廣太郎のやりとりで笑いつつ，昼食のうどん．
　午後，息子は宿題をある程度片づけてから塾へ．こちらは読書など．NHK第一のなぎら健壱のフォークもの聴きつつ．3時半ごろ散歩に．北村薫の「慶應本科と折口信夫」，1は読んでないが書名で買ってしまう．酒屋で「白金乃露」久しぶりに買う．帰宅してしばし寝る．
　息子，7時過ぎに帰宅．晩酌をしていたが本格的に夕食．「ヨルタモリ」の録画など観つつ．
　入浴して読書．「SMAP×SMAP」での高倉健さん追悼の部分をみる．あんな風に励まされて，SMAP，うれしかったろうなあ．
　10時半前には床へ．北村薫本，少し読んで消灯．

　今年最後の三連休，1日は仕事，残り2日は散歩＋読書＋ラジオという感じ．もっと遠出をするべきなのか．だとすると，本や新聞はいつどこで読むのか，などと考えてしまう．
　まあ，それなりに充実した休みだったと思おう．