忍辱山 円成寺の紅葉

いつも針テラスまで出掛けると、柳生のチョイ手前でこの寺の前を
通るのだが、この時期の円成寺は紅葉が綺麗でいつか訪ねる事も
あるのかなぁ〜？と思っていた。

相方が｢どこか紅葉を観に行こう｣と云うので、柳生方面のルートを
選択した・・・。滋賀の牧野方面は午後から出掛けるにはチョイと遅い。

信楽ルートで、紅葉が良さそげな所が俺のデータに無い・・・。久々に
彩都方面すれば良かったか・・・？と思った時は既に柳生方面へ
向かっていた時だった。



そんなこんなで『忍辱山 円成寺』の敷地内へ初めて足を踏み入れ
紅葉を拝む・・・。我が家の楓もこれくらい綺麗な赤に染まればと
思う綺麗な紅葉・・・。種類の違いで染まる赤が違うようで、
我が家の楓は、どうやら綺麗な赤に染まる種類ではないようだ。



『忍辱山』は何て読むのだ？｢にんじょくさん？｣忍辱・・・柳生が近い、
柳生忍群が幕府に屈辱的な仕打ちを受けた場所か・・・？などと、
円成寺に室町時代からある重要文化財の存在すらすっかり忘れ
アホな想像をしていたが・・・帰宅後調べてみると仏教の六波羅蜜
『この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行。
波羅蜜とは彼岸（悟りの世界）に到ること』のひとつだそうだ・・・。



『忍辱』(如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い
現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、
全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。)
・・・だそうだ。

で、この円成寺のあるところが奈良市忍辱山町・・・。忍者は
関係無いみたいだ・・・(苦笑)



結局、訪ねた時間も夕方で、拝観料を納め、重要文化財を拝むには
時間が少なく元が取れないと、セコい考えが働きの紅葉を画像に収め
帰宅するだけなのだった・・・。



珍しく今シーズンは、紅葉の画像を撮っているなぁ〜。