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2014年11月23日17:51

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まず、確認しなくちゃ…。

コロコロ編集長に聞く“マンガを読めない子どもが増えている”の真偽 ―子どもを舐めてはいけない
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=3154340

この話には、真っ先に確認しなくちゃいけない事がある。
「今の子供は漫画を読めないので、ひとつのコマに2つ以上の行動を入れないで下さい」
この言葉の「発言者の本意」だ。


低年齢向けの商品を作る時の心構えとして、
「その商品が受け取り手にとって、「初めて触れる物」であると考え、
 慣れていなくても扱えるように気配りをした商品を作る必要がある」というのがある。

ゲームのUIでも、子供向けの商品では1画面に複数の操作が集中しない様に設計するし
表示も極力シンプルで悩まない様にするとか、解りやすい色分けをするとか、
表示されるYES・NOのボタン位置、配列をいつも同じにするなどの気遣いをする。

こういった「気遣い」が上記の言葉になった場合、
実際に「子供がマンガを読めるかどうか」はどうでもいいという事になる。
単純に「やや過剰であっても、解り易く、丁寧に作れ」と言う意味だ。


あるいは、その言葉を言われた当時の「たかのあつのりさんの作品構成」が雑だったので、
相手が言葉をソフトに言った場合も考えられる。
これも、作業を進めつつ、モチベーションを保つためによくある話。


何が言いたいかというとね、
その言葉は「発言者」から「たかのあつのりさん」へ向けられた言葉であり、
その前後の会話も解らないまま、Twitterの話題を取り上げて、
コロコロの編集長まで引っ張り出して来てする話なのか?と言う事である。

そもそもね、マンガは娯楽であり、読める必要なんてない。
読みたい奴は勝手に読んで、読み方のルールを会得してゆく。
その為には「読みたいと思う魅力あるコンテンツ」を世に出し続ける必要がある。
これだけでよくないかい? こういうシンプルでありながら太い考えでなければ、
シンプルな思考を持つ子供の心には届かないし、
子供向け以上の物へ上手く橋渡しできなくなり興味を無くされてしまう。

いい例がまさに「妖怪ウォッチ」でしょ。
文字が読めない子供でも、キャラクターや音楽、そういった枝葉につかまり、
つたないながらも必死に「喰らいつきに行ってる」じゃない。
まさに、俺の言う「こういうシンプルでありながら太い考え」じゃないかい?

「議論自体が目的」であるなら解らなくもない記事だけどさぁ…。
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