ワンコと旅行…その２３

2012年2月22日に東京・上野で開催された警察犬協会の総会での表彰式に出席する為に、前日の21日未明にエアデールの母娘と大阪の自宅を発ち、浅草ビューホテルに宿泊した。

ワンコを連れて東京には何度も来ているが、ワンコ自体を警察犬協会の行事に出す為なので、今回のようにワンコ同伴での観光目的の旅は東京以外も含めて、初めてのことだった。

途中、走行する各高速道路のサービスエリア等にある全てのドッグランに立ち寄った。

宿泊先に向かう前に、東京・杉並区在住の知人が経営する店に立ち寄って、２日後に朝霧高原で待ち合わせをしている方へのプレゼント（と言うよりも、病気のお見舞い）を購入した。

ホテル内のレストランで、埼玉県在住の別の知人と会食し、その知人の著作本にサインしてもらった。

この旅行中にお会いした知人はエアデール関連の方々で、楽しいひと時を過ごさせて頂き感謝している。

警察犬協会の総会が終わってホテルへ戻り、エアデールの母娘（アトリとグレイス）と、浅草寺というより浅草公園をくまなく巡り、その後その２頭と人力車に乗り、浅草周辺を約1時間ほど観光した。

その翌日、前年の春に逝去した妻の葬儀に関して、妻の勤務先の本社へ挨拶に立ち寄った。新宿御苑がすぐそばにあったが、犬は中へ入れないようだったので、その出入り口付近をエアデール母娘と散策した。

その後、船の科学館で南極観測船・宗谷と青函連絡船・羊蹄丸を見学し、横須賀で戦艦・三笠を覗き見したあと、次の宿泊先である伊豆・修善寺の「絆」へ。

その途中、東名高速下り足柄サービスエリアのドッグランで一休み。

「絆」は、犬と一緒に泊まれる旅館で、「本館」と部屋に露天風呂がある「離れ」（特別室）があり、今回はエアデール母娘と「離れ」の「藤波」と名付けられた部屋に泊まった。→http://kizuna-shuzenji.com/

ここまでは、以前の日記（ワンコと旅行…その１〜２２）に詳しく書いている。ここからが、新しい記事。

翌朝、豪華な食事を済ませたあと、エアデール母娘を連れて、「絆」の屋外ドッグランへ（画像↑・中。画像↑・下…チェックアウト前、部屋でくつろぐ２頭）。

朝食の前に、この屋外ドッグランへ行くつもりだったが、昨夜利用した時に天然芝が夜露で濡れていたので、陽が昇って時間が経たないうちは芝生が乾かないだろうと、８０畳の広さがある室内ドッグランへ行った。

真冬なので、陽が昇る時刻も遅く気温も低いので、芝生は未だ少し濡れていたがやむを得ない。

出発前に写真を撮らせて欲しいと仲居さんから言われていたので、中庭で記念撮影（画像↑・左…「絆」のブログから拝借）。犬達の視線をカメラへ向けさせる為に撮影者が、笛か何かで音を出しているので、犬達が首をかしげている。

その後、身支度を済ませて、エアデール母娘を車に乗せ、「絆」をあとにして伊東マリンタウンへ向かった。

修善寺から伊東マリンタウンへ行くには、伊豆半島を西から東へ横断しなければならない。

直線的なら距離はそうないのだが、山をいくつか越えなければならない。クネクネの山道だった。途中で給油した時に、ガソリンスタンドの方に尋ねたが、今走っている道しかないようだった。

どうやらこうやら、伊東マリンタウンに到着した。

伊東マリンタウンは、広めの道の駅なので色々な施設があり、犬達を車に残して様子を見てまわった。

ここへ来た目的は、ワンコ達と遊覧船に乗る為であるので、とりあえず乗船券を購入しなければならない。遊覧船の案内所（乗船券売り場）は、すぐ見つけた。

案内所の中へ入って、係員に尋ねたら遊覧船は２種あるとのことだった→http://www.ito-marinetown.co.jp/port-center/。

この旅行の計画を立てている時の下調べでは分からなった。

イルカ号という、犬と一緒に乗船可能で、イルカの装飾があるグラスボートだけだと思い込んでいた。

ところが運悪く、そのイルカ号は出発したばかりで、戻って来るまで小一時間かかるという。運航時刻表をちゃんと調べておけばよかった。

知人と富士山のふもとの朝霧高原で待ち合わせをしているので、小一時間も待っていられない。

だが、もうひとつの遊覧船は、もうすぐ出発するというので幸運だった。

犬も乗船できると聞き、すぐさま乗船券を購入して車へ戻り、エアデール母娘を降ろして排泄を兼ねて散歩させた。

朝霧高原へは修善寺のほうが近い。わざわざ伊豆半島の反対側（東側）まで来て、遊覧船に乗れないとなれば骨折り損のクタビレ儲けどころか、朝霧高原で過ごす時間を短くしてまでやって来た甲斐がない。