mixiユーザー(id:2033759)

2014年10月28日01:29

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記事中で紹介されている二作品を視聴したが

全裸美女芸術家「全裸の時、私は最もエネルギーを感じます」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3114516


・・・意図は解るんだけどアートとして成立しているか?は微妙だった。

まず「The Script System」

記号化された「衣類」を纏い、「記号化された通勤行動」がタイプライトの打音と共に繰り返される。

で?と言う感想。

記号化されているのは通勤に止まるものではないと思うし
それだけだと「発想を具体化してみました」でしかないと思うので。

もちろん全裸である事が強烈なアンチテーゼとなっている点は否めないが
狂気は様式化された行動全てに含まれているのではないのか?とも思える訳で。

次に「The PlopEgg」

卵を産み落とす。それは血の赤だったり、得体の知れない黒だったりと色彩を飛び散らせていく。

生理的に生々しかったw

こちらの方が内包されている狂気が明確に提示されているように感じた。

最終的にロールシャッハのような「複製」を提示するのだが
そこで提示されている「自己」の投影が正直、弱い。

演劇的アプローチを選択した時点で、アートではあるのだけども
統一感が無いためにおのおののアプローチが断続化しちゃってると言うかで。
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