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2014年10月04日10:14

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動くイラスト

すっかりレゴ熱も冷め・・・というかレゴに向けるお金の余裕がなくなってきたので、しばらくは他のことで楽しく遊んでみようと思った。

そんな矢先に、pixivを覗いてみたら、面白い企画をやっていた。

↓【pixiv祭開催記念 天空の踊るうごイラ大募集!】
http://www.pixiv.net/contest/pixivmatsuri-yagura

なんでも、pixivには「うごイラ」という動画としてのイラスト投稿が出来る機能が備わったらしい。わざわざムービーにしなくても、連番で保存した絵に表示時間設定をするだけでpixiv上で動く絵が閲覧出来るのだ。

さらに、専門的なアニメ作画の技量がなくとも、Phoshopで体をパーツ化しレイヤー分けしておくだけで簡単にアニメが作れるツールを発見した。

↓【E-mote Free Movie Maker「えもふり」】
http://emote.mtwo.co.jp/emofuri.php

実際にこれを使ってイカシたアニメを作っている方もいらっしゃって・・・これは面白そう!使ってみるしかない!

まずは原画を描いて〜Photoshopでパーツごとに彩色、トリミング枠などの調整。
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・・・はっきり言ってこれが全工程の8割を占めた。後の工程を先読みして作るので、けっこう頭を使う作業だ。

続いて、えもふりにデータをロードして、動き方や変形などの細部指定を行う。
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ちょっとの絵のズレなどはこの段階でも修正できる、メッシュによる変形機能が付いているのが良い。
設定が出来たら、キーポーズをタイムラインに読み込んで、ちょびちょびパラメータ修正しながら動きを付ければよい。

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かくして、動画の完成!pixivには全身絵を投稿してあるが、ここでは上半身だけの動画をご紹介する。

クチパクも付けてみた。何と言ってるか分かるかな(音声は付けていない)?
ご当地アイドルをイメージして、「まいか」と名付けてみた。

うーん!楽しい!やっぱり動くものは面白いなぁ!

今後の改良点としては、腕のアニメーションについて課題が残った。大きく角度の変わる動きは、差分の切り替えでしか表現できないため、差分の枚数を増やした方が良いかも。



ついでにもう一つ、2D絵を動かせるソフトがある。
↓【CrazyTalk7】
http://www.reallusion.com/jp/crazytalk/crazytalk.aspx

このツールはもっと手軽で、最低たった1枚の顔写真があれば、表情を作ったりしゃべらせてしまうことが可能だ。

↓これは過去にpixivコンテストに投稿したオランジーナちゃん。
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彼女を素材に、CrazyTalk7試用版を使ってしゃべる動画を作ってみた。
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なかなか面白い!

難点は、まぶたや口をむりやり変形して動かすため、ピクセルのにじみやゆがみが目立つところ。目に前髪がかかるキャラクターなどはちょっと難しい。実写向きなのかもしれない。

制作に時間はかかるが、えもふり作品のほうが完成度の高いものが作れるだろう。

差分表現、目パチクチパクのアニメ、2Dアニメにおけるタイムラインの考え方などを学びやすい。
これは学生にも広めねば。

やはり自分で何かつくってみるのが一番楽しい!しかも勉強になる。
なんやかんや雑多な事に時間をとられがちだが、クリエイティブな時間は少しだけでも持ち続けるようにしたいものだ。
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