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在特会幹部たちと写真におさまる山谷氏。この中の2人は京都朝鮮学校襲撃で逮捕
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」幹部と写真に収まっていたことが、本誌報道で発覚した山谷えり子国家公安委員長。取材に山谷氏が「ザイトクカイって何ですか?」と答えたことで、担当大臣としての適格性を疑問視する声があがっているが、山谷氏は9月25日、日本外国特派員協会で、次のように本誌報道を否定した。
「週刊誌のやりとりに関しましては、事実ではございません」
「(在特会を)知らなかったとは言っておりません」
しかし、山谷氏と本誌記者とのやりとりは次のようなものだった。
――取材をしたいことがありまして。在特会の増木(重夫)さんのことで取材をしているもんですから。
「何ですか? ザイトクカイって」
――ヘイトスピーチで、警察庁も報告書を出しているような問題団体とされているんです。そのかた、増木さんと大臣が一緒に写った写真というのがホームページに載っていまして、その確認を……。
「はあ……。私、ちょっと、よくわかりませんので」
本誌記者が、重ねて在特会と写真について説明する。
「誰のホームページなんですか? それ」
――増木さんというですね、在特会、要は右翼です。
「ザイトクカイって何なんですか?」
――ヘイトスピーチで有名。
「どういう字を書くんですか? ザイトクカイって」
本誌は週刊文春デジタルにて、山谷氏と本誌記者とのやりとりの音声を公開する。9月29日に開幕した臨時国会でも、野党は山谷大臣の「在特会問題」を追及する構えだが、新たなウソが発覚したことで、大臣としての資質を問う声が高まりそうだ。
このスクープ記事の詳細はニコニコチャンネルの
「週刊文春デジタル」で10月2日午前5時より全文公開します
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