出産と子育て

■妊娠中と産まれてからってどちらが大変？
(ママスタジアム - 09月20日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=3061350

妊娠は十月十日で出産を迎えるが、子育ては、産まれてから子供が独立するまで続く。
それに、妊娠中の女性が出産した女性を指して、妊娠中のほうが大変というのはナンセンスだ。
何故なら、初めての子供を妊娠中の場合、まだ子育ての大変さを知らないのだから、知らない経験と較べて、どちらが大変かなんて判断することはできない。

実際に子育てをしている女性が妊娠中のことを思い出して較べるのならまだ話もわかるが、一言に妊娠と言っても、状況がそれぞれ違うのだから、どちらにしても一括りに較べようもないことだ。

まあ、期間も状況も全く違うこの二つを較べて、どちらが大変かを議論したり決めたりするのは、少し乱暴な気がするが、嫁の妊娠中に、嫁の友達が嫁に言ったことを思い出した。

それは、「今のうちに、夫婦二人だけの時間を大切にして、悔いのないように楽しんでおきなさいよ。」

ということだった。

つまり、夫婦二人っきりで同じ時間をずっと過ごせるのは、お腹の中の子供が産まれてくるまでで、産まれてからはもう、夫婦二人きりの日々はなくなるということ。
今度、そんな日が来るとしたら、それはもう、子供が大きくなって独立してからで、その時にはもう、二人とも歳を取っているのだから、若い間の今のうちに、二人きりの日々を大切に満喫しときなさいよ、ということだった。

そう考えると、妊娠するということは、子供が出てくることを心待ちにする期間であると同時に、夫婦二人だけの時間を惜しむ期間でもあるわけだ。
大変というよりも、その貴重な期間を大切にする期間と言えるかも知れない。

赤ちゃんが産まれて、嫁が一番大変だと感じたのは、病院を退院してすぐの期間だったらしい。

なんてったって、それまでは、赤ちゃんがぐずったり、夜泣きしたりしたら、看護師さんが見に来てくれたり、別室に引き取ってくれたりしていたのに、退院したら、いきなり24時間赤ちゃんに付きっ切りになるのだから。
退院してすぐは、荒れ狂う大海に、いきなり放り出されたような気分になり、とても不安だったらしい。

それでも今は2児のママとして、しっかりと家庭を支えてくれている嫁を見ると、本当に頭が下がる。
世の中のママというのは、僕たち男が考えるよりずっと不安や心配を抱え、それを乗り越えてママになっていく。

いくら周りのフォローや支えがあったとしても、世の中のママは、こうした不安や心配を乗り越えてママになるのだ。

本当に凄いなぁと思う。