mixiユーザー(id:2088704)

2014年08月28日08:58

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「大瀧詠一〜アメリカン・ポップ・カルチャーへの憧れ」

大瀧詠一が死去してから
もうどれぐらい経つのだろうか

その一報をNHKのニュースで聴いたとき
正直
ああ
おれの青春のひとつのアイコンが消えてしまったなと思った

大瀧詠一は
特定の音楽ファンとミュージシャンには強い影響を与えたミュージシャンであり音楽プロデューサーだが
悪ノリする部分(ナイアガラ・カレンダーのようなものの制作)の評価で好き嫌いが二分されることがあるが
音楽的には一貫してアメリカン・ポップ・カルチャーを追い求めていたのではないかとかんじる

「はっぴいえんど」解散直後に発表した「大瀧詠一」というアルバムはアメリカン・ルーツ・ミュージックからファンクまで大瀧なりに消化した佳作で
おれとしては大ヒットアルバム「A Long Vacation」よりも好きなアルバムだ

というのも
このアルバムは
大瀧が敬愛していたフィル・スペクターに近づこうと
分厚い音作りにいそしんでいた時代のもので
同時にロックテイストも強めだからだ

この傾向が最高潮に達するのは「ナイアガラ・ムーン」なのだが
楽曲のクオリティは「大瀧詠一」のほうが高い

なぜ
いまさら大瀧詠一かというと
昨日から今日にかけて
大瀧詠一の全アルバムを通しで聴いているからだ

聴けば聴くほど
大瀧詠一
人生のかなり前半で終わっていたというのも悲しい事実ではある

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