mixiユーザー(id:47361257)

2014年08月01日21:25

31 view

命の教育より大切なこと

「殺しかねない」と児相に連絡
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2991392

精神科医が児相に相談するということ。
これは、その精神科医の手には負えない事態が加害少女の身に起こっていたということなんじゃないだろうか。

もし、この加害少女が何らかの問題を抱えて、この精神科医のもとで掛かっていたとしたら、事態はもっと深刻だったはずだ。
専門である精神科医の先生が、このような相談を児相にすること自体、よっぽどのことだからだ。

もし、この時、児相がそれなりの対応を取っていれば、精神科医が実名を明かさなくとも、この少女の特定はできたはずだ。
猫の解剖はまだしも、給食への洗剤混入や父親を金属バットで殴ったことに関しては、実名を明かさなくとも、ほぼこの少女であることを特定するような事案だからだ。

つまり、精神科医も守秘義務で実名は明かせないと言いながら、少女を特定できるような話を持ち出して相談しているのだ。
これの持つ意味は、わざわざ書かなくても分かるだろう。
児相も、その深刻さくらいは、わかったんじゃないだろうか。

この記事に関して思うのは、こういった事件が起こるまでに、何らかの予兆というのは必ずあるということ。
そして、それに気付くことができるか、気付いて取り返しの付かない事態になる前に、そうした児童を保護することができるかどうか。

事件を未然に防ぐという一点に関しては、命を大切にする教育よりも、このことがポイントになるような気がする。

もちろん命を大切にする教育はすれば良い。
でも、もし、自分の子供が、または近所に住む子供が、鳩や猫を捕まえて、殺していたり、解剖していたりする処を見掛けた時。
その事実を見て見ぬ振りをするのではなく、ちゃんと然るべき機関に通報し、保護してもらい、必要ならば治療を受ける。

そうした地域の連携が取れるような社会を作ることのほうが大切なんじゃないだろうか。

実は、これはなかなか勇気の居ることだ。
誰しも自分の子供がそんなことをしていても、ウチの子に限ってと思う気持ちがある。
また、他所の子であっても、近所付き合いの手前、通報するというのは気が引けるものだ。
そして、精神に何らかの問題を抱えているというのは、それにも増して世間体を気にするということもある。

でも、子供が猫を虐殺したり、解剖したりしているというのは、明らかに異常なことなのだ。
これは、親や大人が命の大切さを教えてどうこうできるレベルは超えている。

取り返しの付かない事件になる前に。
我々大人は、子供の行動をしっかりと見、然るべき対応をする必要がある。
14 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する