ワンコと旅行…その１４

このタイトルの日記を書くのは、2013年５月２０日以来だと思う（mixiには年月検索機能しかない）…早く書かかないと細かい記憶が薄れてしまう。

書き終える前に、この旅行に同伴したエアデールのうちの１頭（アトリ…グレイスの母犬）を、一昨年の８月に急病で失ってしまった。

2011年の４月に、抗がん剤の副作用で妻が死去し、妻の勤務先の本社（東京都）から社長さんを始め役員さんや妻の業務に関連する管理職の方々が葬儀に参列下さったので、そのお礼にと2012年２月に上京し、エアデール関連のお二人の知人にもお会いし、警察犬協会の総会での永年会員表彰式にも出た。

大阪への帰路には、伊豆・修善寺や富士山のふもとにある朝霧高原に立ち寄る予定。

その総会終了後、ホテルの地下駐車場に駐車してある車中（ロングバン）のケージで待つエアデール母娘を散歩に連れ出して、ホテルのすぐそばにある浅草寺の境内をぐるりと見てまわった。

浅草寺そばの『花やしき』（遊園地）あたりの茶店で、エアデールたちと鯛焼き（昼食をとりそこなっていた）を食べていたら、人力車がお客さんを乗せて周辺の説明の為に停車？したので、『犬は乗せてもらえるか？』と思い切って尋ねたら、『はい、大丈夫です』との返事。

今、乗っているお客さんの案内がもう少しで終わるというので、迎えに来てもらうことに。

そして、座席に母犬のアトリ、ステップに娘犬のグレイスを乗せて『花やしき』を出発し、『雷門』の前で俥夫（偶然にもアトリたちのトリマーさんと同姓同名同字の女性）さんから説明。

『通過してもらっていいけど…』と、私が言ったのだけど、浅草観光の代表的なものだからか、一応説明をしてくれた。

『雷門』等の人だかりが多いところに停車すると、『キャー』とか、『犬、犬…』とか、大声で叫ばれて、気付かずにいる人たちにも知れ渡り、見物している側の私たちが見世物になってしまうのが想像できたので、『通過してくれていいよ』と言ったのだが…。想像どうり、見世物になってしまった

…雷門へ向かう途中。左側の歩道に２名の警察官がいた。犬２頭が乗っていて異様だったのか内側へよけた感じがした。遥か前方にビールが注がれたグラス？（ジョッキ？）のようなアサヒビールの黄金色ぽい本社ビルが見える。



…浅草寺・雷門。想像通り、私たちは海外や国内の観光客に見物されてしまった(笑)。画像は、そんなモノを避けて掲載。

…雷門を過ぎて隅田公園の手前。隅田川（吾妻橋）を渡らずに左折し、公園沿いに進む。アサヒビール本社ビルの左奥にスカイツリー（開業前）が近くに見えるが、実際はかなり離れている。大きいから近そうに見えるだけ。その本社ビルの右横に見える黄金色の雲？かウンチ（失礼）？のようなオブジェは、アサヒビール吾妻橋ホール。そのオブジェ、本当は縦に立てられるデザインで『ビールの炎』？らしいのだが、安全性の問題で止むなく寝かせた状態で設置されたとか。デザイナーがよく承諾したものだな…海外のデザイナーらしい。

…隅田公園沿いに進む。

…隅田公園沿いの道から『伝法院通り』へ向かった。

その途中、トンデモないオバサンが…。こんな風な進路妨害画像のやや左（と言っても人力車の真ん前）に、何の挨拶も無く無断で携帯内蔵カメラで撮影しようとする白い帽子の女性。人力車が通れないし、見世物では無いってば！

時間なんぼ（いくら）の人力車なんだよ！頼まれて犬種図鑑のモデル（カメラマンが、飼い主の私に無断でYAHOO！ペット図鑑にも載せやがった）になったこともあるアトリを撮るならコソッと撮ってね…もう撮れないけどもうすぐ２回目の命日…。

…伝法院通りから細い脇道を入って行く…人力車の利便性だな。行き着いたところは、『弁天堂』。白髪の弁財天が本尊だとか。弁天堂の右手に見える鐘楼の鐘は、江戸時代の『時の鐘』の一つで、松尾芭蕉の句、「花の雲　鐘は上野か　浅草か」で有名な鐘であるそうな。鐘楼は１９４５年３月の東京大空襲で焼失し、鐘は幸いにも無事に残り、１９５０年に再建されて今も毎朝６時につき鳴らされるらしい。 http://www.senso-ji.jp/guide/bentendo.html

※人力車乗車中はビデオカメラで撮影した為、画像はテレビでの再生画像。画像下部のモヤモヤとしているものは同乗のエアデール（ほとんどは私の右横に座っている母犬のアトリ）の頭部や人力車の幌（覆い）。

…………………………………………………つづく