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2014年07月19日21:35

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2014夏アニメ 三本+α 超・長文です

去年の今頃だったか、模型の手が進まないという症状が出た。
同時進行で何体か手がけていたせいもあり、それぞれに違う作風を求めた結果、
どれもが進まないという一番最悪な結果。
モチベーションは上がらず、机に座っても考えがまとまらず、泥沼。

そんな訳でしばらくほっといて、他の事に時間を遣おうと思った。

当時からTVとアニメという物から興味を無くしていたのだが、
心が涸れるのはイカンと、まあ手近に放送していたもの、過去作だが
視聴を見送っていた物を片っ端から観た。

そういった習慣は定着しなかったが、良いカンフル剤には成ったと思う。
去年のこの時期に、模型の製作記ではなくて映画やアニメの感想を
日記で書き連ねていたのはそういう事情から。



さて、以下は今季2014年の夏アニメ、と言われるものの「感想」です。
物語も完結していないので、評価も何もないから、こんな話ですよ、というものです。



・「ALDNOAH..ZERO  (アルドノア・ゼロ)」


地球の架空戦記で、ロボットアクションものです。

かつて月で発見された遺跡により、火星の開拓が始まる。
移民が進むにつれ、火星と地球に軋轢が生じ、戦争になり・・・ 
遺跡の暴走で月が砕け、火星の代表も戦死。休戦となる。

休戦から10年。火星の親善大使として、皇女が地球へ降り立つが、テロにより爆殺。
火星は地球の宣戦布告とみなし、地球に侵攻。
圧倒的な科学力(遺跡の解析の成果)で地球の戦力は次々と敗退・・・。 


主人公は地球の高校生の男子。姉は軍のロボット乗り。
戦時下なので軍事訓練が授業にも導入されています。

冒頭の状況下で戦争が始まり、避難中に二人の女子を助けて残っている友人や
避難民と合流するも、敵に追跡を受ける。
同道している避難民の逃げる時間を稼ぐため、主人公は学校に戻り、
訓練機で戦う事を提案する・・・



と、字数が多くなったがまとめてみた。
原作の無いアニメオリジナルで、脚本に虚淵玄氏が参加しています。


(上の画像・左)

地球側のロボットは身長13メートル位。HGUCのガンダムを「1/100スケールですよ」と
言っている位の大きさです。
デザイン的には直線主体の無骨なラインで、グリーン系のミリタリーカラー。
足の横についているのは小ジャンプ時に展開する羽根で、滑空気味に跳びます。

CGでの作画ですが、背嚢から弾を自分で撮り出して補充したりと、
細かなメカ演出が入ります。

ヒーロー然とした感じに対し、火星側のロボはバリエーションにも富んだ異質な物です。
丸っこい紫のやつですね。劇中ではロボを「カタクラフト」と呼称しています。
これは「ニロケラス」という個体で、特殊なバリアーで触れる物を消滅させています。
もうこの時点でどうやって戦う?みたいな感じです。

デモンベインの敵側もこんな感じでしたね。最近無かったデザインなので、
個人的にはこういうの大好きです。


さて、ここからは感想枠。
火星の親善大使が地球に来て・・・のくだりで、あー、なんかそーゆーエロゲ有ったなとか
思い出しました。オーガストの「けよりな」でしたっけ。
あのお姫さんがミサイルテロで爆殺されりゃあこんな感じかなあ、とか。

主人公が姉を「ユキねえ」と呼びます。
個人的にはこの言い方、嫌でしょうがない。
「ねえさん」や「アネキ」じゃダメなのか。なんか最近のアニメ、こういう呼び方するの多くね?


現時点で二話まで視聴しました。
分割2クールだそうで、先が楽しみでもあります。


さて、次。

・「白銀の意思 アルジェヴォルン」


「過去の戦争による気象変動で空を飛ぶことが出来なくなった世界。
その惨事から三世紀近く経った今も人類は戦争を続けていた。
各国の軍ではトレイルクリーガーという陸上兵器が主力であり、アランダス連合王国の
独立第八部隊に所属するススム・トキムネもその操縦士の一人であった。
大国のインゲルミア諸国統合体がアランダスへ宣戦布告し、戦闘が続くある日、
インゲルミア軍に追われる民間のトレーラーを助けたことから、トキムネはなりゆきで
新型トレイルクリーガーのアルジェヴォルンの操縦士となる。」 By Wiki


こちらもTVオリジナルで原作無し。
上の画像の真ん中が主役機であるアルジェヴォルン。
言いにくいです。劇中でも登場人物が呼ぶ時に時噛んでます。


画像の一番右が主人公の属するアランダス連合王国側のメカ。

敵側はこれよりもちょっと曲線主体の新型兵装。
まあここまで主人公機が異質なのも珍しい。
例えるなら、ティエレン主体の人革連の中にイナクトが混ざっているようなもの。

無骨なメカはCG主体で、地上戦メインです。
運動性や機動性が良いのですが、主人公は新兵で経験不足。なので、思うように
動かせず、敵のベテランに軽くあしらわれたりと空振りも多いです。

主人公は熱血感と言うより正義感の強いキャラで、眼前の友軍兵士を見捨てられず、
待機命令を無視して突撃を繰り返します。
軍人としてどうなの?という無かれ。そうしないと話が進みませんし、
主人公も良く分からないキャラになってしまいます。

ただ、そうしたエピソードが続くと、流石に「またかよ」となるので、
さじ加減が必要ですね。


今作はまだ三話までしか観ていませんが、敵側のエースパイロットのキャストが
櫻井孝宏さん。

・・・もう、このポジションは櫻井さんで安定ですか?
ギアスのスザク、バディコンのビゾン、上に書いた紫ロボのパイロット貴族も演じてます。
シドニアの騎士でも友軍だが主人公を敵視するエース?の役。

何気に速水奨さんの出番も気持ち「増えている」気がします。




・「ペルソナ4 -Persona4 the Golden ANIMATION-」


前作とも言える「Persona4 the ANIMATION」の続編です。
ゲームよろしく、解り易く言えば「二週目」。
主人公が物語の舞台に引っ越してくる所から再スタート。
シナリオはループものとは微妙に違いますが、前作と似た展開・・・なのですが・・・。

元々前作の雰囲気が好きだったので、ここは同じ作りで有る事が嬉しい。
スタイリッシュにストーリーが進みます。

特筆すべきは、「特別出演」の田の中勇さんのキャスト。
2010年に鬼籍に入られたのは残念でしょうがない。
「鬼太郎の親父」の声は、あまりにも有名ですが、前作アニメや今作もそれ以降に
製作された物なので、ゲームに収録された音源での出演となっているそうです。


んで、ラストは・・・


・「さばげぶっ!」


うーん、なんて言うんだろう。
サバイバルゲームのガチ作品を期待すると、恐らくノリに付いていけないので、
そういうものじゃないよ、と思う事からスタートしないと最初のOP曲までで切ると思います。

ギャグもののモチーフに、サバゲ選んでみました?が正解かなあ。
なので銃の扱いも適当です。
サバゲの扱いも同じ。ステラ女学院の方がまだ正確でした。

脇に玄田哲章さんが参加していて、時々コマンドーのメイトリクス大佐のそのものの
演技で解説してくれたりします。
上の作品解説(注意?)も玄田さんがしています(藁

まあ早いうちにギャグものと解ったのでイライラせず観れましたが、
演出がどうにも古い。
漫符の多用、叫んでフェイドアウトする時に空に向かってカメラがパン。
斬新にすれば良いって物でもありませんが、ギャグを前面に出したのなら
そうした演出にもヒネリを期待しちゃうんですがね。
とても2014年の作品とは思えません。

ああ、因みにこの作品、一般人に銃口向けたり、ゴーグル無しでサバゲやったりしますから。
他にも銃の扱いを知った人なら、トリガーに指が掛かっているかとか、
ハンマーはコックされているかとか、セフティの位置は?とか、細かい所が気になります。
が、本作はそういうガチ作品ではないので、中途半端に・・・

そういうのが引っかかる人は「向かない」と思います。
と、退役した元サバゲーマーで銃器コレクターの私が言ってみたり。



最後の銃器の扱いについては、アニメではそこまで詳しく描いたものは今の所
パッと思い付きませんが、映画ならウォルター・ヒル監督作と
マイケル・マン監督作が超安定です。
オヌヌメは「ダブルボーダー」と「ザ・クラッカー」。銃好きなら観とけよバイブルだから、
みたいな作品です。

スタローン監督・主演の「ランボー4」や「エクスペンダブルズ」もイイトコ行ってます。
エクペンでは、スタローン氏の早撃ちはガチですよ。

二丁拳銃とか横やナナメに銃を構えたり、といったバカみたいな画が
私は大嫌いなので、そういうモノは忌避していますが、人気が有るのも事実。
コミック的な演出がマッチするのか、スタイリッシュな画が欲しいのか、
それともこだわったガチなシーンでシリアスな演出が締めるのか。
それこそ好みだし、私は最後のがそうだ、というだけですね。
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