映画　「All You Need Is Kill」

　私の中ではトム・クルーズの映画ははずれが無いという認識があります。

　今回は日本のライト・ノベルが原作という宣伝でしたが、それを知らないので意味無い広告などと思いながら行きました。

　エイリアンにほとんど地球を侵略された近未来の地球。

　最初に出てくるトム・クルーズは実戦経験の無い口先だけの広報の将校。

　　防衛司令官の怒りに触れ最前線に送り込まれるところからストーリーは始まります。

　ほぼ罪人扱いの彼は地球軍の総攻撃の先頭部隊に配置されます。

　奇襲作戦のはずが敵の罠で、ノルマンディーのような砂浜で釘付けにされ、バトルスーツや武器の使い方も知らない彼はあっという間に殺されてしまいます。

　次の瞬間、彼は前線に送り込まれた時の状態で目覚めます。

　そして再び同じ時間が過ぎ翌日前線に送り込まれてあっという間に殺され、目覚めると前日と同じ時間が繰り返されます。

　その無限のループの中で彼と同じ体験をした英雄的女兵士エミリー・ブラントに出会います。

　未来を知り生き返る度鍛えられていった彼は敵に対してできることを見つけて彼女とともに戦いますが、やはりエイリアンは強力で、無限の死と生のループが繰り返されていきます。

　そして最後にどうなるのかという、考えようによっては単純な展開なのですが、飽きることなく時間はあっという間に過ぎてしまいました。

　その面白さは私の表現力では及びませんが、見て損はしない、それだけは間違い無くお勧めできる映画でした。