iPhoneは修理の際は携帯キャリアではなくAppleStoreに持ち込まなくてはならない。
うん、それは知ってた。
駄菓子菓子。
実際壊れてみて想定以上っつーか想定外の事態に。
まずね、iPhone壊れたんですよ。
音声通話で、私の声が相手に聞こえない。
いったんdocomoショップに持ち込んでみてSIMカードの不具合かと調べてもらったけどそうではない=iPhone本体の不具合なのでAppleStoreに持ち込んでくださいと言われた。
地域最寄りのAppleStoreを聞くと、渋谷と銀座。つか千代田区内のdocomoショップで聞いた最寄がその2つだけという時点ですでに一抹の不安。つい最近表参道にもOPENしたらしいけど何の慰めにもならない。
だってさ、渋谷とか銀座とかってさ、用もないのにこじゃれたフリしたいやつがうろうろしている地域なわけですよ。
混んでそうだな〜と思ったら案の定混んでた。
おまけに行った当日は本体を見てもらうことすら不可能でアプリ経由で故障修理のアポイントメイントをとるはめに。アポイントは3日後以降しかとれないようになってる。
うぇえ、これ電話だぜ?私は音声通話めったに使わないからいいけど、仕事で使ってる人とか急に壊れたらどうすんの?
ともあれ予約をとり、1週間後、再訪。
他の店舗もそうか知りませんが渋谷店はスタッフが外人とチャラい日本人の2択です。
私に最初に「何かお困りですかぁ?」と声をかけてきたのは黒人だったし、「今日はどんなカンジで困っちゃったかんじッスかね?」と要件の確認をした日本人とおぼしき青年はピアスと刺青してました…・。
とりあえず予約をとってある旨を伝えると、壁際で立って待てと言われた。
そう、Appleストアには椅子がない。立った胸の高さにPCが置いてあるデスクがいくつかあって、その間をスタッフがうろうろ歩いている。特に窓口とか受付とかないから、お客さんもなんだがうろうろ歩いている。運よくスタッフに声かけらるかかけれたら要件を伝えられる。
何ていうか……カオス。
予約とって行ったのに、しかも予約の時間の20分前に行ったのにさらに20分待たされる。
しかもその間ずっと立ってる。壁際に立っててくださいと言われたので移動もできない。何だこの廊下に立たされてる感…何も悪いことしてないのに。
ぼーっと立ってると他のスタッフとお客さんの会話が聞こえてくる。
客「OSアップデートしてからメールが重くなっちゃって…あとメール確認ができてないことが多い気がするんです」
スタッフ「あー、OS変わるともう、人間で言うと人格変わっちゃった?ってくらい変わるんす。その点は僕らにはどうしようもないことなんですよねー。なんで、今日はその、メール確認の間隔?みたいな?設定のご案内ってかんじになっちゃっていいっすかね?」
うわぁ
やばい
私こんな接客されたらマジギレしてしまう。どうせわかんないだろうと思ってバカにしてんの?バカにしてるよねえ?OSによる不具合あったら開発部なりにフィードバックしろよ。それができないのはお前らの組織の問題であって客が我慢するとこじゃないだろう。
とかなんとか、突っ立ってる足の痛さもあってイライラしてるとようやく名前を呼ばれた。
いきなりスタッフに
「イサミです」
と名刺を渡される。
はぁ、どうも。
本人確認を兼ねて下の名前を聞かれた。
「亜美です」
「亜美さんですね、確認しました」
症状を伝えて、iPhoneの診断をしてもらうと電池の減りが異様に早いのとアプリがうまく動いてないと出る。
ほーっ、そういえば重いような気はしてた。
さらに調べると、OSの不具合じゃなくて基盤の一部が壊れているというログが確認できた。
「今回は基盤の不具合でー、亜美サンが悪いことは何もないので、今回は無償で新しいiPhoneと取り換えさせていただきますねっ」
あ、うん無償で…まあ…それはよかったんだけど…今ワタクシ、名前で呼ばれました?
バックアップをとっているかと聞かれてそういえば最近とってないけどなくなって困るようなデータもないので、大丈夫と答える。
「じゃあ亜美さん、僕にちょっとお時間をくださいねっ」
「はあ……」
何でファーストネーム呼びなんだよ……。待っている間もらった名刺を見たらスタッフのイサミさんという名前はなんとファーストネームだった。
う……ファーストネームで呼び合うとか、日本人の感覚では受け入れ難いな……。
あと何ていうか、全体的にフランクすぎるしフレンドリーすぎるんだよ……。
iPhoneにしてここ一番後悔したもろもろでした。
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