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2014年06月17日17:40

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人生の幕引き

樹木希林、全身がんに感謝「ありがたい」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=2928224

ほんのちょっとだけ、樹木希林の言いたいことがわかるような気がする。

人はいつか必ず死ぬ。

35歳を過ぎたくらいだろうか。
自分の人生の残り時間を少しは考えるようになってきた。
10代や20代の頃は、考えもしなかったこと。
死を意識するようになった。

きっと、その頃くらいから、自分にとって大切な家族ー嫁や子供ができた、ということもあるのかも知れない。
死を意識するようになり、死ぬのが怖くなった。

せめて、子供たちが成人して、この家を出ていくまでは死ねないな、と思うことがある。
でも、子供たちが成人した時、きっと今度は孫の顔を見るまでは、と思うんだろう。

僕は、きっと幸せな生活をさせてもらっているんだろう。
だから、僕が死ぬ時。
もしも、僕の傍に嫁や息子たちが居てくれたら。

これまでの幸せな生活を送らさせてもらった感謝の気持ちを嫁や息子たちにちゃんと伝えてから死にたいと思う。
ちゃんと最後のお別れをして、自分の感謝の気持ちを家族に伝えてから死にたいと思う。

どうせ人は何れ死ぬのなら。

ガンになって余命宣告を受けて死ぬのも、悪くないのかも知れない。

心筋梗塞や脳梗塞で、最後のお別れも言えぬまま、突然死したり、突然意識を失ったまま、そのまま死んでしまうより。
朝、家を出て、出先で交通事故に遭って、そのまま死んでしまうより。

もし自分が死ぬ時がきたら、自分のこれまでの人生を思い返し、幸せな人生であったと。
そして、その幸せに感謝し、嫁や息子たち、家族に感謝の気持ちを伝え、最後のお別れができるなら、自分の人生の幕引きとしては、きっと心残りがないだろうと思うのだ。

だから。
ほんのちょっとだけだけど。
樹木希林の言いたいことがわかるような気がする。


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