■『オトナ帝国』と『戦国大合戦』はなぜ"傑作"なのか? 劇場版『クレヨンしんちゃん』シリーズの魅力【原恵一/後編】
(おたぽる - 05月24日 22:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=178&from=diary&id=2895941
「なぜ傑作なのか」という言いざまについて。
「傑作であること」については異論をみとめないという不遜かつ没論理的な宣言以外でありうるかしら?
「懐かしさの中にとどまることはたやすいが」?
「懐かしさ」は「そこに戻れない」という諦念なしに惹起される感情だろうか。
「その時代に生きていた」時に、「今ここ」へのノスタルジーは、ない。
「たやすい」のは、「今ここ」を起点にして、「かつてのあの場所」を想起することであり、それは「今ここ」を忘却することではない。
それが、そのことの不可能性が腑に落ちているからこその「懐かしさ」なんだ。
そんな原理性を、その残酷さへの感受性もなしにもなしに、安直な対立の構図を描くんじゃないよ。
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