問いを立てることの優越性

STAP論文 マウス購入記録なし
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「科学」という構えに幻惑される人のいかに多いことか。
そういいさえすれば、妖怪やビッグフットの存在証明とはちがう扱いをしてもらえる。
自分は科学が不得手だが、だからといって全面降伏はしない。
そうした科学万能主義への追従と、要領よく生きようとすることに慣らされた功利主義的下世話さとの融合が結果したのが「だから、あるのないの？」なんだよね。
答えを性急に欲しがる人は、問いの困難さに煩悶したことがない。
過程を噛みしめることがない。
まるで「生まれたら次は死ぬんでしょ？」
そう言っているみたいだ。