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2014年05月14日23:51

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空き巣騒動顛末記

それに気付いたのはオレが電話する直前だったらしい。
専業主婦を満喫している妻が昼寝から起きて猫を風呂に入れ、2階に上がって何か風が入るのを不審に思い異変に気付いたのだそうだ。そこへオレが仕事終わった、寄り道して帰ると電話を入れたということらしい。
「なんかおかしい。すぐ帰ってきて欲しい」と訴える妻の声に、予定を全部キャンセルして大急ぎで帰宅することにしたのであった。


家事の合間に少し横になろうと妻が2階の寝室に上がったのが13時半。ウトウトしていると時々何やら物音が聞こえたが、外でやってる道路のガス管工事だろうと大して気にとめなかった。
すると飼っている猫が非常な勢いで寝室に飛び込んできて布団の中に潜り込んできたのだという。猫が一体何を見たのか知る由もない妻は「どーしたん♪」などと言いながら猫を撫でてそのまま眠りに落ちていった。

締め切っているはずの2階に風が入っていることを不審に思った妻が目にしたのは、八畳間の普段は開けることのない引き戸が開けっ放しになっているところであった。昨日夫が閉め忘れたのだろうかと思いつつ中に入ると、これまた普段は開けることのない裏のベランダに面した窓が開けっ放しになっている。さすがにおかしいと思い施錠を確認しようとすると、クレセント錠の周囲のガラスが割られているのを発見したのだという。


あわてて家に帰り、八畳間を確認する。
あちゃー、窓割られてますわ。
フォト

床のラグには下足痕。
フォト

ただ、現金や楽器、そのほか電子機器など、盗まれたものは特にない様子。
八畳間は7ポンの小道具制作の作業場にしていたのだが、特に壊れているようなものない。ビックバイパー壊されてたらちょっと立ち直られへんかったわ。

おそらく、裏のベランダに上がって窓を割って侵入してきた賊は、廊下に出た自分に驚いた猫が寝室に逃げ込んで行くのを見て、その寝室に人がいることに気付き、何も盗ることなく逃走したのだろう。
そう考えると、何も盗られなかったことも勿論だが、ひるねとみーくんが無事でいてくれて本当によかった。

一通りの確認をしてから110番に電話する。
しばらくして2人の警官がやってきて現場検証、そしてさらに刑事2人と鑑識2人がやってきた。
合計6人の警察官が現場の写真を撮ったり指紋や下足痕を採取したり、オレらから事情聴取をしたり。みーくんの姿が見えないので、外に出たのではと心配して探すと、寝室のカーテンの後ろに隠れて「怖いニャ、怖いニャ」とプルプルしていた。

被害届を出し、オレら夫婦の指紋も取られ、2時間ほどで警官たちは帰っていった。
「ところで、靴跡ってやっぱテレビの刑事ドラマみたいに『ゲソコン』っていうんですか?」
「いや、大阪では『ゲソ』って言いますねえ」
「イカですやん!!」

その晩はもう飲まなやってられんので、2階の窓割れてるけど飲みに行った。



今日は休み。朝から近所の工務店の人に来てもらいガラスの入れ替えを依頼する。新しいガラスと防犯フィルム、手間賃込で1万3500円。くっそう空き巣め。死ね。苦痛と恐怖に苛まれて死ね。
ついでに、玄関ドアの鍵の交換や寝室のドアに猫用出入り口を作ったりする相談もしてみた。また見積もり出してくれるらしい。ポリプロピレンのシートをB3サイズにカットするのは自分でやれと断られたけどね。

全部終わったら昼の2時。おなかペコペコですよ。とりあえず回転寿司屋に遅めの昼メシを食いに行って、道の駅に玉子やら野菜やらを買いに行き、コーナンに行ってガラス飛散防止フィルムやサッシのストッパーなど防犯グッズを買い込んでくる。
ああ、なんでこんな苦労と金が必要なんだろう。他人の家に侵入して窃盗をたくらむような人間は極刑に処してしまえ。ほんまカンベンして。
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