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2014年03月11日04:14

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二野宮茂雄を勝たせたい。(駄犬コラム)

大阪市長選 野党4党は擁立せず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2795565

今回の大阪市長選、橋下元大阪市長に敗北はない。他の三候補者には橋下氏と対抗できる地盤も組織も知名度もないからだ。しかし、結果の見えた選挙であろうとも、もちろん投票には価値がある。投票は地方自治への参加そのものであるからだ。

仮に候補者全員が気に食わないなら、あるいはこの選挙自体に納得いかないなら、白票によって候補者全員にNOを突きつけるという方法もあるだろう。ただこの選挙には一人、面白い候補者がいる。元派遣社員の二野宮茂雄氏だ。

彼は1976年に兵庫に生まれ、小・中学校不登校で卒業し、高校には行かず、大検に合格、近畿大学通信教育部法学部法律学科を卒業できず中退。引きこもりな生活を続けていたが、テレビで見た政治家希望の人物に憧れて、2009年に尼崎市議会議員選挙に立候補。それで落選するも政治家を志す気持ちがますます強くなったのだそうだ。

政策面では『大阪都構想』反対を主張している。
各党が候補者擁立を見送る中で、『大阪都構想』反対の受け皿となるべく、立候補したわけだ。
もちろん、それはかなり難しいだろう。他の候補者であるマック赤坂氏・藤島利久氏と比較しても、選挙に関する経験も知識も不足しているからである。

しかし、彼には他の候補者に無いものがある。大阪への強い愛だ。
「大阪が好きな人に応援してほしい」
「大阪には「あべのハルカスという日本一高いビルが新たに誕生しました。全長300mあるそうです。」
「大阪には全国に誇れるビルや文化がいっぱいあり、決して東京には負けていません!今の文化をもっと発展していき、皆がもっと楽しく大阪で生きて行けるような街づくりをしていきたいと思います。」

本来、市長選や地方議会選挙とはこういう人が出るべきではないだろうか?もちろん能力があることが前提であろうが、地元への愛情が無い人が出馬するというのもおかしな話だ。それに対して、高知県出身の藤島利久氏は、「大阪は世界の都市だから、高知の人間がやってもいいんだ」という旨の発言をしていた。確かにこの発言自体は間違いではないかもしれない。

しかし、大阪市出身ではないにせよ、少なくとも大阪市への愛情がない人間が大阪市長を目指すことには疑問がある。住民のための政治を行うのが市長だからだ。

ゆえに二野宮茂雄氏を勝たせたいのである。もちろん当選などは最初から無理だ。だからせめて、得票数で藤島利久氏の上を取らせてあげたいのだ。やたらと偉そうにふんぞり返り、怪しげな知識を振りかざし、さらにはネット上の陰謀論である不正選挙を信奉する政治ゴロ候補者などよりはよほど信頼できる。そしてもし、それが実現できれば大金星である。このベテラン政治運動家に勝利できれば、不遇であっただろう二野宮茂雄氏の人生は一変するかもしれないのだ。もし白票を入れようと思う人がいるなら、二野宮茂雄氏にその一票をと願わずにはいられない。
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