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2014年03月09日14:08

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「OSAKA」(駄犬コラム)

■3氏が立候補届け出 出直し大阪市長選が告示
(朝日新聞デジタル - 03月09日 09:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2795033

「人情の街」・・・かどうかは住んだことが無いので知らないが、大阪市は実に人口が密集した自治体である。その人口は266万人、政令指定都市だ。大阪府庁も同市に存在する。府庁と市役所があるから、大阪市には二重行政の問題がよくクローズアップされるわけである。

その上で大阪市の市議の数はなんと86名である。市役所の職員だって、全員の顔と名前を憶えているか怪しいものだ。事情をよく知らない部外者からすれば、とりあえずリストラしたくなるのが「人情」である。大体、市議会議員が何やっているかなんて、政治によほど関心が無いと知らない人がほとんどだろう。しかも府議会議員との区別を付けろとなると、もうわからない。

さて大阪は政令指定都市であるから、市内の行政区分に区が存在し、区の人口数に合わせて、選出される市議の議席数が定められている。たとえば北区は3名、此花区は2名といった具合である。区によって異なるが、市議の当確ラインは大体、6000票から9000票ほどだ。東京都の区議は3000票取れば当選する可能性があるから、割とハードルが高い地区であると言えよう。

しかし、大阪市長になろうと思えばこの比ではない。平成23年11月に行われた・前回の市長選では当時、現職の平松邦夫市長と新人の橋下徹氏の一騎打ちであった。平松邦夫市長は52万票と健闘したものの、75万票を獲得して、橋下新市長の誕生と相成ったわけである。これだけの圧倒的票数は市長の権限以前に、民意の体現として市議たちに突きつけられるわけだ。殊に出直し選挙というのはそういう政治的圧力そのものに他ならないのである。

もちろん各党も対抗馬を立てて、勝てばよい話なのだが、数十万票を獲得できる候補者を擁立するのは難しい。圧倒的な知名度を有し、舌戦に長ける橋下氏に対抗できる候補者などそうそういまい。そんな逸材がいたら、次の国政選挙か、あるいは府知事選に回すはずである。かくして、市長選は「閉店がらがら」となったわけだ。

しかし、勝てずとも、自分たちの主張を伝えるチャンスなのだから、各党は候補者を出すべきだろう。最初から逃げていては橋下市長の軍門に下ったことになるのではないだろうか?これでは議会でいくら橋下市長と対立しようとも説得力に欠けるように思う。
以上。

おまけ
候補者メモ
マック赤坂氏はいわずもがなですね。

藤島利久氏 誰だぁ?こいつは?知らん。そこで調べてみました。
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/
高知県出身の脱原発おじさん。
ただしキャリアは長い
1988年には自民党衆院議員の私設秘書
1996年には『旧・民主党』(今の民主党とは違う民主党です)の衆院議員公設第1秘書
2007年高知市長選、2010年参議院選 2011年高知県議選 2012年衆院選(日本未来の党公認)
2013年 参院選(無所属)と全部落選。

動画を見ると思想的には小沢一郎に傾倒している部分(主として司法制度問題)があると見受けられる。なお本人のブログでは陪審制度の復活を呼び掛けているが、諮問制度である大正陪審なのか?起訴陪審なのか?評決陪審なのか?が読み取れない。

動画での原発と安全保障問題については耳を傾けるべき点もあるが、これはあくまでも市長選である。
また印象としては言葉使いや論理が荒い、感情的な部分があるように思う。
「二つ目」の中堅落語家みたいなしゃべりをする。
ブログを読むと、いわゆる『不正選挙』論の信奉者のようだ。


なんだか応援したくなる候補者 二野宮茂雄氏
真っ直ぐすぎる。がんばれー。

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