1年ぶりにやった卓球

三日前に、相模原市で活動している卓球のサークルに参加した。
去年の2月以来参加できず、約1年ぶりの参加だったが、この1年
誰とも卓球をやることなく過ごしてしまったので、ちゃんと打ち合えるか
ドキドキしていた。

中学生と彼の母親が一緒に来ていて、彼の母親に貴女も卓球を
やるのですかと尋ねたら、私は息子の送り迎えをしたりサークルでの
息子の様子を見るために来ているのでやらないとの返答があり、
どうせなら一緒にやれば、親子で共通の趣味ができるし、大人でも
運動して汗を流せば清々しいのにと、余計なお節介だけど思って
しまった。

たまに息子の打ち合う様子は見ていたが、座ってスマホをいじくって
いることが多く、息子の様子を見に来たのか、スマホをいじくるために
来たのか謎だった。サークルに付き添う母親は、僕の考えでは
過保護なのかしらと思いたくなるが、今はこういう事は不思議でも
何でもないのかしら？

僕を含めて4人が卓球をやった。中学生と男性の方は仲良さそうに
打ち合っていて、男性はちょくちょく中学生に指導をしていた。
基本的にこのサークルでは、約10分おきにコートを移動し、
参加しているメンバー全員と打ち合うことになっていたのだが、
この二人はいつまで経ってもコートを移動する素振りをみせなかった。

僕と一緒に打ち合っていたおば様が、指導が長引き、二人
だけの世界に浸っていると、今度は私と打ち合いませんかとは
言えない雰囲気よねと話していたが、正にその通りだと実感した。
今度は僕とどうですかと声をかけたら、熱心な指導の邪魔をしている
みたいになってしまうので、この二人には関与しないことにした。
結局最初から最後までおば様と打ち合うことになった。

最後の数分はおば様とラリーが何回続くかチャレンジしたが、
お互いそこまで上手でなく、僕も久々にやったせいか球が思う
箇所になかなか飛ばず、最高で10往復しか続かず、パートナーに
申し訳なかった。

久々の卓球はそれなりに楽しめた。願わくば、もっと短い間隔、
1年間で2回以上は卓球がやれるように、上手い具合に時間を
作りたいと思った。サークルの会場から自宅まで自転車を必死に
こいで帰ったら、1時間ジャストで着き、めいっぱい体を動かした
1日だった。