最近いつも仕事終わりの帰宅後に愛犬の散歩をさせている。
仕事終わりといっても、終わるのは夜の9時過ぎが多いので、散歩は大体夜の10時前後になる。
まあ、夜の遅い時間帯なのであまり長距離の散歩はさせず、自宅マンションの周囲をぐるっと回るくらいに留めている。
主に家の外でしっかり排泄させる事が目的なのだが、この時期の札幌はとにかく寒い。
愛犬も散歩の途中、結構寒そうにしてることが多い。
特に風の強い日なんかは最悪で、外に出たとたんにすぐに屋内に戻りたがる。
そういう時は仕方が無いので、自宅マンション前をちょっと歩かせて終わりにさせてやる。
そんなこんなで先日も愛犬を連れて散歩に出た。
ちょうど運よく風も雪も無い絶好のコンディションだったので、マンションの周囲を1周させるコースに出る事にしたのだが…
その日はちょっと変わったことがあった。
愛犬を連れて自宅マンションをちょうど出ようとした時、遠くの方から女性が歩いてきた。
ただその女性、様子がちょっとおかしい。
歩きながら、怒ってるのか泣いてるのかよく分からない感じでこっちに向かって来るのだ。
そして、よく見るとその2〜3メートル後ろに、おそらく彼氏と思われる男性が女性と等間隔の距離を保ちながら付いてきている。
ああこの2人、よく分からんけど何かひと悶着あったな…
まあ、いわゆる修羅場って奴だこりゃ。
そう思いながら、そのお二人さんとすれ違う。
すれ違いざまにその男女の様子を見てみたのだが、
女性は女性で泣きながら何かずっと怒り続けている。そしてずんずんと先へ進んで行く。
男性も男性でその様子を困ったような表情で追いかけている。
どうしたもんかと思ったが、わざわざ声掛けるのも変なので何もせずにやり過ごす。
まあ何があったか知らんけど、第三者がどうこうする問題じゃないから
と思い、愛犬と共に散歩を続ける。
いつもの散歩コースである家の周りを回り終えて、何事も無く自宅マンションに戻ってきたのだが、
散歩終わりで自宅マンション前に戻ると、
どういうわけか、さっきの修羅場の男女がまたこっちに向かってくるではないか。
いきさつは分からないが、恐らく途中で進行方向を変えたか何かしたのだろう。
さすがに2回も同じ場所ですれ違うのはこっちもばつが悪い。
しかも心なしか、最初のすれ違った時よりも女性の怒りが増しているようにも見える…
必死で追いかける男性の様子を見ていると、ちょっと助けてあげたい衝動にかられてしまうのだが、
だからといって第三者のおっさんがわざわざ声を掛けるのもあれなので、再度そのまますれ違う。
そうしてその男女は、その後再度私のマンション側へ戻ってくる事は無く、
修羅場の状態を維持したまま夜の闇に消えていった…
結局、その後のその男女がどうなったかは分からず仕舞いである。
しかし改めて思うのだが、
こういう時って第三者であるおっさんが割って入ってもよろしいものだろうか?
怒ってる女性をなだめる側の男性の立場しては
たぶん誰でもいいから仲裁してくれる第三者がいると何かと助かるのだろうけど、
だからといって赤の他人の男女関係のいざこざに首突っ込むのも変だし…
うーーーん
分からん
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