かえるのうたが

カエルは、周りにいるカエルとタイミングをずらして鳴いて自分の声がかき消されないようにし、縄張りを主張している――
理化学研究所脳科学総合研究センターや京都大などのチームが、“カエルの合唱”に関するこんな研究結果をまとめ、英科学誌電子版に発表した。
これまで、一匹ごとの声を識別するのが困難だったが、チームはカエルの声を光に変換し、一匹ずつの位置や発声のタイミングを特定できる特殊な装置を開発。
合唱のリズムを世界で初めて明らかにしたという。
カエルの合唱は輪唱が基本。
そこにはちゃんと法則が存在したんだねえ。

「あるいは驚くべきは歌を作った人間の感性か」