mixiユーザー(id:11399914)

2014年02月02日02:32

22 view

「お金を払えばいいんでしょ」(駄犬コラム)

孤独や不安 万引きの要因指摘
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2746570

書店というのは、出版社から本を預かり、店舗に並べて販売するのが仕事だ。販売した本の価格の内、2割が本屋に利益として入るという。8割は出版社に支払うわけだ。そして売れ残った本は出版社に返品されるのである。

基本的に書店ビジネスは買取ではなく預かりであることがポイントであると言えよう。万引きされると丸々、書店側の損失になる。1000円の本が1冊万引きされると、同じ価格の本を5冊販売しないと赤字が埋められないことになる。ゆえに万引きが続けば、経営は一挙に傾くことになるのである。

別にこれは書店に限らない。コンビニだって、スーパーだって同じだ。商品を1個万引きされれば、他の商品をいくつも販売しなければ、その赤字は埋まらない。万引き犯が「「お金を払えばいいんでしょ」という言い訳をするのをワイドショーなどで見たことがあるが、話はそう単純ではないのだ。

人生の先輩方である老人の皆様ならこれくらいの事は知っていそうなものだが、万引きは高齢者の方が多いというから嘆かわしい話だ。その理由の多くが生活苦ですらなく、孤独だからだという。しかし、あまり好きな言葉ではないが、それは「自己責任」である。本人が貧しい人間関係しか作ってこられなかった結果なのだ。

大体、最近は公民館をはじめとする各種公共施設では老人向けのプログラムが多くあり、それも大抵は格安で実施されている。それすら参加しないで孤独だの何だのとわがままを抜かすのは「甘え」である。同情の余地などない。多くの従業員を路頭に迷わしかねない犯罪である以上、万引きは言い訳など聞かずに通報すべき犯罪なのである。
9 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する