なんか、バッシングになってきたなぁ

「明日ママ」キユーピー降板
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最初に言っときますが、このドラマ、僕は肯定派です。

でもマスコミから流れてくる音は批判ばかりになってきたね。その中に「視聴率目当ての脚本のあざとさ」を挙げてるものも多い。でも、批判的な意見の方にも「あざとさ」をめちゃくちゃ感じるんだよね。

まずマスコミ。ここまで様子見をしてきて、流れがバッシングに傾いたから乗ってるような「あざとさ」を感じるよ。１話の段階では賛否両論だったのにさぁ。

いわゆる著名な人とか評論家の人の批判も同様。そりゃあこのドラマを批判する事で、恐らく悪く言われて減点になるような事はないだろうっていう計算が見え隠れしてるよ。これもやっぱり「あざとい」

慈恵病院とか養護施設の団体とかの批判もまあ、当然だとは思う。施設の職員をされてる方とかもね。一般の人の批判もまあ当然というか当たり前の事がいっぱい書いてある。

でもドラマの演出にある「ペット」だの「やっぱり親のいない子は」っていう『空気』って、実は誰もが心の奥底に持ってるホンネじゃないのかな。そこをハッキリえぐられるように言われたもんで拒否反応を示しているっていうように見える。それを悟られないように、批判って形で否定している、これも「あざとさ」に感じるよ。

施設の子供が傷つく？傷つく子もいるだろうとは思う。でも、乱暴な言い方すると傷つけちゃいけないって事が何よりも優先される事なのかって疑問に思う。施設の子供たちは恐らく、こんなドラマがなくともどこかで傷つくと思うんだよ。というかもう傷ついてるんだろうと思う。

大事なのは傷つける事を恐れて具合の悪い声を隠す事じゃないんだと思うんだよな。

こういう環境に縁のない一般の人で、それでもなお「子供たちを傷つけちゃいけない」っていう人は、「彼ら、彼女らはかわいそう」っていう同情心があるんじゃないのかな。それって正しいのかな？って思います。僕も含めて、当事者の子供たちの気持ちは解らないです。こういうドラマで傷つくのか、それとも普段子供たちが感じてる空気をハッキリ言い当ててくれて共感してるのか、それは当事者じゃないとわからないです。

特別に肩入れしてる訳じゃないんだけど、なんか皆が同じ方向向いて批判しているのを見てると、強い違和感があって反対の意見を言ってみましたっ。