米国政治事情（NSA、イルカ、慰安婦・他

　１８日各紙夕刊。オバマ、NSAの情報収集に関する改革方針を発表。同盟国・友好国指導者への盗聴をしないと明言。情報の管理を政府外の機関に移し、情報収集目的は安保・犯罪対策などに限る、ことなど。

→　裏を返せば、今後も平閣僚や官僚その他への盗聴は継続するし、これまでは経済交渉目的や外交交渉目的などの盗聴もやっていましたよ、ということ。まぁそうでしょうね。




　１８日読売夕刊。米国予算が成立。これで政府機関停止はしばらく無い。

→　アタリマエのことだけど、良かった。中間選挙をにらみ妥協が進んだのね。




　２２日東京夕刊・毎日夕刊・朝日夕刊。米国務省報道官は、ケネディ駐日大使のイルカ追い込み漁反対表明は、米政府の見解だとし「生物資源の持続可能性と道義性の両面で懸念」を表明した。

→　確かに、ビジュアル的にはショッキングなんだけど。文化の一種だとも思うし。規模縮小くらいで手を打てない？って、モラルの話になっているから無理かしらん、やっぱ。




　２３日産経。ケネディ大使が韓国の駐日大使を招待し、慰安婦問題で意見交換。

→　予想通り、この問題ではケネディは韓国よりの立場っぽい。




　２３日読売。米国務省の副報道官は会見で、バージニア州上院で「東海」併記法案が審議されていることに関し、「米政府は（政府機関の）地名委が決めた名称を使用し、それが『日本海』だ」「地名については単独の名称を使用するのが米国の長年の方針」とした。