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2014年01月15日00:07

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ウンチのはなし

毎日排便があっても注意!心身にマイナス影響の便秘とその対策法
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=154&from=diary&id=2722135

息子のはるちゃんがまだママのオッパイを飲んでいた頃、オッパイを飲んだ後、おしめを見ると、必ずと言っていいくらい、おしめにウンチがついていた。
あまりにウンチの回数が多いのと、赤ちゃんのウンチは水様便であるので、肛門の周りが赤く爛れて、困ったくらいだった。

もしかしたら、赤ちゃんを育てたことのある方、若しくはまさに今、赤ちゃんを育てている方は、経験されているかもしれない。

これは、人間の反射の一つである、胃ー大腸反射が正常に働いているためだ。
人間は、胃に食べ物が入ると、大腸の蠕動運動
が起こり、便意を催すという反射が働く。
特に赤ちゃんの時は、ウンチを踏ん張る力が弱いために、強く胃ー大腸反射が起こるために、 冒頭のはるちゃんのように、オッパイを飲むたびにウンチをする、というふうになる。

もちろん、赤ちゃんの成長に伴い、踏ん張る力がついてくると、胃ー大腸反射は弱くなってくる。
それでも、胃に食べ物が入ると、大腸が蠕動運動し便意を催すという反射は、人間の反射として、必ずある。

だから、この理論でいくと、快便の人というのは、食事のたびに便意を催して、必ずウンチが出るという人のことを指すのかもしれない。
しかしながら、この反射というのは、日常の生活習慣の中でバランスを崩し、反射が鈍くなることが多い。

例えば、胃ー大腸反射が起こって、便意を催したとしても、いつもトイレに行けるとは限らない。
せっかく便意を催したとしても、それをガマンして抑え込むことが多くなれば、次第に反射が鈍くなり便意を催し難くなる。
また、胃ー大腸反射は、朝食の後に、最も強く起こりやすいと言われている。
これは、胃がカラッポのほうが、胃に食べ物が入った時に、強く反射が起こるからだ。
しかし、生活が不規則で、朝食抜きの生活をしたり、夜遅くに夜食を食べて、すぐに寝るような生活を送っていると、胃ー大腸反射はだんだんと起こり難くなる。

一般的な便秘とは、こうした不規則な生活、便意を催してもガマンをするなどで、胃ー大腸反射が正常に働き難くなっていることを指すことが多い。

ただ、このコラムにあるように、一般的に便秘といっても、医学的に定義するのは非常に難しい。
というのも、便秘における便通異常には、これといったきちんとした線引きがない。
例えば極端な話、一週間に一度しか便通がない人でも、その人が自分の便通に異常を感じていなければ、つまり、便秘だと思っていなければ、その人は便秘ではない。
反対に、毎日きっちり便通があっても、その人が残便感などの何らかの便通異常を訴えていれば、便通異常ということになる。

ストレスや緊張感などで便意を催したり、下痢や便意を繰り返す、交代性便通異常(過敏性腸症候群)などというのもある。

だから、一概に便通異常といっても、すべてが胃ー大腸反射の異常というわけではないが、一般的な便秘の中で、この反射を正常に働かせてあげることで、便秘が解消される人はかなりいるんじゃないだろうか。

ちなみに、胃ー大腸反射は、自律神経の働きであるので、自分の意思でどうすることもできない。
つまり、先程の生活習慣の改善を図ることで、胃ー大腸反射が正常に働くように促してあげることで自律神経をコントロールするしかない。

バランスの良い食生活、特に朝食はしっかりとる。
夜は規則正しく、夜更かしせずに、しっかりと睡眠をとる。
便意を催したら、ガマンせずにトイレに行くようにする。
そして、さらに胃ー大腸反射を促すために、朝食の後、便意を催さなくても、トイレで数分間頑張ってみる。

こうして、自律神経をコントロールし、胃ー大腸反射を正常に働かせるように促してあげるのが便秘を解消するには大切だ。

一般的に、朝起きてすぐにコップ一杯の冷水を飲むと、胃ー大腸反射が起こり易いと言われているので、便秘の人は生活習慣の改善に合わせて、この方法を試してみるのも良いかもしれない。




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