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2014年01月13日21:17

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【バレエ】イングリッシュ・ナショナル・バレエ くるみ割り人形

12/29 Sun 14:30 London Coliseum

Choreography Wayne Eagling
Conductor: Gavin Sutherland
The Orchestra of English National Ballett

Clara: Tmara Rojo
Nephew: Matthew Golding
Nutcracker: Max Westwell
Drosselmeyer: James Streeter
Louise: Laurretta Summerscales

今回はハンブルクの公演の間にロンドンをはさむ日程。話がそれますが、シャーロックシーズン3がこのあたりでオンエアされるのでは・・・ということをにらんだ日程でしたが、敢え無く数日ズレてそれは叶わず。でも、ENBとロイヤルバレエ、両方を観ることができて、なかなかよい体験でした!

イングリッシュ・ナショナル・バレエは初体験。キャスト未発表の時点でチケットを取ったのですが、タマラが主役を踊るということで超ラッキーでした。年齢が年齢だけにどんなクララかしらと思っていたけど、さすがロイヤル出身。どう見ても少女にしか見えない演技ですごく可愛かったです。そして彼女は本当に上手い・・・。確かな技術に裏打ちされた隅々まで行き届いた演技。ため息が出るほど凄かったです。この人のくるみをロイヤルで観たかった(;_;)

相手役のマシューはゲストですが、安定した王子様っぷり。彼を観るのは何度目かですけど、私、この人から個性をあまり感じないんですよねー。まだ若いから、これからなのかな。他のダンサーではルイーズ役のラウレッタ・サマースケールズ(で読みは合ってるかしら)が、ルックスも踊りも上手で印象的でした。

ウェイン・イーグリングのくるみは、基本、オリジナルのストーリーの沿ったもの。でも王子様はくるみ割り人形の変身した姿ではなく、ドロッセルマイヤーの甥(だったかな)です。クララはドロッセルマイヤーの連れてきた軍隊にいる(だったかな)甥にちょっと恋心を抱き、その彼が王子様となって出てきます。ストーリーを誰かのブログで見たときはそれどうなのよ、と思ったけど、恋愛ネタは少なくて意外に正統派なくるみでした。

その設定は別にいいんですけど、でも、イーグリングの振付も演出も、正直あんまり面白くない・・・。音楽はチャイコフスキーですし、くるみとしての必要条件は十分満たしてるんだけど、ロイヤルバレエのくるみと比べちゃうと舞台装置も含めて、なんかね。

さて、演目以上に印象的だったのは、実はLondon Coliseumという劇場。昔からあるんだろうなって感じのこじんまりしたすごくいい雰囲気の劇場でした。ホワイエはちょっと狭いけど、子供連れのお母さんたちがみんな幕間にアイスクリーム買ってて、ほのぼのした感じです。くるみという演目のせいか、ロイヤルバレエとの客層の違いなのか、家族連れが多くてバレエ公演の割にはアットホームでした。

また話が逸れますが、ロンドン、特にコヴェントガーデンのあたりは、ちょっと歩いただけでほんとにたくさん劇場がある!さすが演劇の国。いいなあ、こんなところに住んでみたいなあ・・・。

ロンドン話をついでに付け加えると、この日はマチネだったのでその後一人で、憧れのリッツのアフタヌーンティーに行ってきました。予約、数か月前でないととれない人気っぷりです。11月にロンドン弾丸したときにもThe Goringという英国王室御用達のホテルのアフタヌーンティーをしてきましたが、結論としては、お茶飲むだけならアフタヌーンティーでなくていいかも。サンドイッチとスコーンとスイーツなんて、一食抜かしても全部食べられない!そして、どれも美味しいけど、日本のレベルの高いスイーツには叶わないし。スコーンは美味しいけど、それだけだったら街中にあるもっと気楽なお店でもいいかも。ただし、サービスはどちらもすごく素晴らしかったです。大切に扱われる貴族的な気分を味わいに行く場所なのかもな。特別な日に、何人かで行くべきですねー。一人で行った私が間違いか^^;
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