mixiユーザー(id:11340918)

2014年01月11日11:37

24 view

応募が250千件を超えたと言われているが

ローリング・ストーンズ、8年ぶり来日公演決定 M・ジャガー「待ちきれない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=2676084

 「ザ・ローリング・ストーンズ」が、間もなく8年ぶり6回目の来日をして、2月26日、3月4日、同6日の3日間、東京ドームでライブを行うことになっている。

 チケットの応募は250千件を超えたというニュースも耳にした。

 実は僕もチケットの抽選に応募した口であり、18千円のS席のチケットが4枚当選した。

 当初の僕の「皮算用」としては、うち2枚をヤフオクで高値で売り抜けることで、往復の交通費くらい稼ごうという「野望」を抱いていたのであるが、現実はそんなに甘いものではなかった。

 ペアで売りに出した方が、買い手がつくのではと思って、最初は「2枚セット」にて、かなり強気な価格設定で売りに出したのだが、全然反響がないのである。徐々に値を下げても同様である。

 高額のチケットを2枚も買うというのは、やはり対象者はそんなに多くはなくて(熱烈なファンで、しかも一緒に行く相手がいる)、そういう人は既に通常ルートでチケットを入手しているのだろうと判断せざるを得ず、やむなく方針を変更して、「バラ売り」で、「常識的な価格設定」にて、堅実に処分することにした。売り抜けられなければ、要らないチケットを抱え込むことになってしまうからである。18千円×2枚=36千円は少々痛い。3,600円ならば知人にタダで配るが、1桁違うのである。

 結果的には方針変更が奏効し、無事に売り抜けることに成功した。

 売却価格は、2枚それぞれ20千円ちょっとである。「利鞘」たるや僅かなもので、僕の手間賃にもならない。

 どうもトレーダーになる才能はなさそうだということが、再確認できた次第である。

 何回かに分けてチケットの売り出しはしているようだが、東京ドームで3回コンサートをやったとしても、1回50千人として計150千人しか動員できず、総需要が250千人だとしても、差し引き100千人は潜在的需要としてマーケットに存在すると考えられる。

 でもこの人たちは、「ストーンズのコンサートに行きたいことは行きたいものの、高額なプレミアムを払ってまで行きたいとは思わない」ということで、いわば需要の価格弾力性がきわめて弾力的であるということになる。

 平たく言えば、「そんなに熱心なファンではない」ということである。

 ここから先は僕の勝手な推測にすぎないが、ストーンズというバンドは、もちろん世界的なビッグネームだし、ビートルズと同時代から解散せずに活動を継続している稀有な存在として、日本でも知名度は高いものの、ビートルズに比べれば一般的ではない。

 彼らの代表曲だって、ビートルズに比べれば、誰でも知っているというわけではない。

 つまり、有名なバンドだし、メンバーも高齢でそろそろ来日も最後かも知れないし、まあ1回くらいは見ておこうかといったレベルのニーズが、冒頭の250千人ということであろう。

 やはりその辺が、実際に3大ドームで260千人を動員したポール・マッカートニーと比べると、日本での集客能力(=集金能力)に相当な差があると言わざるを得ない。

 正月早々、トレンドを見誤っていたようである。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する