歳時の歌

今と昔、お正月で一番変わったのはどんなこと？
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「正月はええもんだ」で始る歌に「油のような酒のんで」という一節がある。
今の淡麗辛口しか知らない世代（自分もふくめてほとんどのひと）は、「油」のたとえに首をかしげるだろうが、酒ってのは黄色く（というか琥珀色）て、甘いもんだったんだよね。
某大手酒造メーカーのTVCMの影響と、食の洋風化で、「辛口が本物」みたいな風潮があるけど、自分とツレは「辛口」を一番の売りにしている酒（日本酒）は、苦手。
知らない銘柄で「辛口」と銘打ってあるラベルを見ると「キレはよさそうだけど、味もそっけもないんじゃ？」と、まずは警戒する。その他のデータで「ほんとはそう書きたくないけど、とりあえずキャッチとして記してるのかな？」と判断して購入したりするのだ。
米のよさは「甘味」「旨味」にあって、「おお、簡単にブリの脂がキレるなあ」とか「味がなくて飽きないなあ」じゃないとおもっている。

「ドライな飲み物」がよければ白ワインなり米焼酎なりを所望すればいいんである。