入院生活が退屈すぎるので、今日は新宿へちょろっとお買い物に行きました。
遊びに行ってきま〜す、って言ったら隣のベッドのじいさんに羨ましがられました。
じいさん、足骨折して入院してるから出歩けないそうだ。
病院のご近所に住んでいらしているそうで、オレも若えころはよく新宿や渋谷で遊んだよっておっしゃっていました。
もう50年だか前のことらしいです。
じいさんが高校生のとき、毎週土曜の学校がお休みの日には彼女と新宿のスケートリンクでデートしたそうです。
いまもう新宿にスケートリンクとかないよね……
朝10時のオープンに合わせて待ち合わせて、つつーッと一時間ばかり滑ってから、高校生のくせに昼間からビールで乾杯するのが常だったと、想い出話を聞かせてくれました。
かつては新宿北口があったそうな、今で言う西口の思い出横丁あたりで飲んでいたのだろうか。
楽しそうでした。
ルーザー、にこにこしてお話をきくばかりなり（＾ν＾）
嘘でもいいからぼ、ぼくも最近新宿でデ、デートしてるんすよ！とか言えば良かったかな……
僕も恋人とスケートしてビールが飲みたいですね。
しかし叶わない、恋人のこの字もない。
人生は寒いよ、スケートリンクの氷の如き絶対零度なり。
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で、新宿へは気になっていたものを色々探しに行きました。
なお、キョロキョロあたりを見回しながら歩いたけれど、やっぱり「幸福」はどこにも落ちていなかった。
タワレコへ行きましたが、目当てだったジュール・マスネ作曲のオペラ『タイス』のCDは見つからなかったな……
タイス全集CD23枚組みたいなのがあってそこには入ってるぽかったですが、七千円はデカすぎるなぁ……
買わなかった……
要調査ですね。
買った本� 慂弦襪硫函�
ずっと前にチラッと見かけて気になっておったのです。
どう見てもワクワクするので買っちゃいました。
有名な文豪の生まれ育った家や執筆活動を行った家、部屋、愛用した品々を紹介しています。
まだザザッとしか読んでいませんが、なんだか人物のイメージと家の姿が一致するものが多くて面白かったです。
谷崎潤一郎が『細雪』を書いたときに住んでいた家なんか、作中に出てくる家の描写まんまですからね。
写真が多くって、立ち読みするだけでも楽しめます！
買った本�◆愿豕�の喫茶店』
タイトルの通り、東京の主に老舗の色んな喫茶店を紹介しています。
この本に載っているお店に行ってみようと思うのです。
去年も喫茶店巡りしようかなーとかほざいていたんですが、店のひとつも調べることなく、どこへも行かず終いでした。
渋谷の名曲喫茶「ライオン」なんか転勤してきた頃からずっと行きたい行きたい言ってるくせにまだ一度も入っていません。
こういう本でも買って、行こう！って気持ちにならないと動けないんですね。
形から入る主義のルーザーです。
腰が重いのです。
写真を見た感じ、やっぱり内装に惹かれるお店は神田・神保町、あと高円寺あたりが多いですねえ。
いや、でも、よく見ると銀座や上野のとこもいい感じ……
昔からずっとやってるお店は風格があります、戦斗力が高い高い。
どうせ今年も週末はヒマを極めることでしょうから、休みの日くらいはマクドから離れることにします。
近場のお店から攻めてみて、気に入ったところがあればご紹介させて頂こう。
本当言うと珈琲好きの恋人と一緒に喫茶店巡ってアレコレ語り合いたいところなんですけどね。
叶いません、恋人のこの字もない。
人生は苦いものです、珈琲と同じくらい苦い。
そしてもうひとつ、読みたかった京極夏彦先生の小説がひとつ文庫になっているじゃないですか、買っちゃったぞ！
安吾が終わったらさっそく読もう！（＾ν＾）
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