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2013年12月19日20:29

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【 SONGS of My HomeTown   �  �

どことなく悲しさを感じる、日本の唱歌・童謡1位「かごめかごめ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=2674946


― ふるさとの歌〜 でんでらりゅうばかんかんのう ―

不思議な歌が我が故郷長崎にはある。




【 でんでらりゅうば (もしくは、でんでらりゅう) 】
(※うたのせつめいは後で解説致しまつ)

♪でんでらりゅうば でてくるばってん
でんでられんけん でてこんけん
こんこられんけん こられられんけん
こーんこーん♪

とにかく、わらべ歌である。アテクシ自身も子供のころに何度か口ずさんだことがある。
不思議な歌詞と、調子のいいメロディーが耳のそこにこびりつくようで、一度聞いたら忘れられない。
最近、いろんな方がCDに吹き込んだりしていて、全国的に長崎の歌として市民権を得たようだ。 
新しい歌かと思ったらそうではないらしい。改めてこの歌のことを調べてみると、起源が明確でないとのことである。
長崎を中心に九州地方に流行、それぞれの方言でアレンジされて歌い継がれ全国に広まり、
小学校の音楽の教材にも取り上げられていたことがあるらしい。


フォト


これに目をつけて昔キングレコードが、現代風の詞と音楽をつけて
昭和52年にレコードを出している。

ちなみに前田良一氏の作詞作曲・歌とある。
この前田良憲(良一)というのは関西のいかがわしい浪曲師で、
当時“屋台のおっちゃん”という、大阪の深夜ラヂオではちょっと有名だった。
占いもやるという触れ込みで不思議な屋台のおっちゃんと名乗っていた。

歌は大ヒットといかないまでも、そこそこヒットした。 だが、そこで問題が起きた。

彼は、「でんでらりゅうが〜」と歌っていたが、それが間違いであるというのだ。
長崎のリスナーから次々に怒涛のような抗議のお手紙が寄せられた。

「きしゃーん、くらさるっど!でんでらりゅうがじゃ無かけんね!でんでらりゅうばやっけんね!」
「でんでらりゅうは「龍」とは、いっちょん(全くの意味)カンケーありまっしぇん!」
「なんが、作詞・作曲か?きさん。アレは昔から長崎にある曲タイ!ボテクリこかしちゃるけん、長崎にきてはいよ!」

歌はヒットしたが、曲は盗作と発覚し、イカサマ浪曲師はDJラジオ番組も降ろされた(ざまぁw)





■でんでらりゅうば■【解説】 言葉遊びのような歌ですが、意味は、


でんで(出)らりゅうば【(仮に、自分の家を)出て来られるものなら】
で(出)てくるばってん【出て行きたいけれども】
でんで(出)られんけん【出ようにも、出られないから】
で(出)てこんけん【出て行きませんから】
こんこ(来)られんけん【(仮に、そちらの家)来られないから〔行けないから〕】
こ(来)られられんけん【来られないから〔行けないから〕】
こ(来)ん こ(来)ん【来ません〔行かない〕×2】

というようなことになります。


フォト


最近CM等で一気にこの歌の知名度が上がった所為か、結構たくさんの方が
「でんでらりゅうば」を「龍」の歌、と思われているようです。
お諏訪さんでは「龍踊(じゃおどり)」でも登場しているし、 それも仕方ないなぁと思いつつ、
長崎出身のまんもちゃんとしては、やっぱり「龍」とは結びつかないなぁと
密かに思ってたりするわけです。


歌詞の意味には諸説ありますが、それは何故か? ずばり、助詞「ば」の使い方です。

長崎の方言では「ば」を格助詞として使う場合、 「〜が」という意味では使いません。「〜を」という意味で使います。

(例:「長崎くんちで蛇踊りば見る。」 →「長崎くんちで蛇踊りを見る。」) なので、

「りゅうば」と言う語は 「龍を」という意味では使用しますが、「龍が」という意味には使わないのです。

 だったら「でんでらりゅうが」ではどうか? 確かにこれだと意味的には問題ないのですが、
残念ながら長崎の方言では主語を示す用法の際、共通語でいう「〜が」は、
一般的に「〜の」という言葉で あらわされます。
つまり「龍が出てくる」という意味で使われる場合、元の歌詞は「りゅうのでてくる」で なければ、
方言として違和感があるわけです。

(ただ、この格助詞「が」の用法、自分の意見を 主張(強調)するときは方言でも使ったりします。

例:「おいがすっけん」→「俺がやるから」  ここに挙げないのは、説明不足になりそうなので書いておきます。)

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また、長崎の「ば」は、非常に特殊で昔、幕末長崎の英国通詞が、英国人との交渉で
「 But…and 」(しかしながら、それに…)
を多用したことから、口癖のようになりそれを市内で普段の会話とちゃんぽんにして
使ったことから生まれた言葉と言われていまつ。
だから、長崎人は他人に異を唱えるときは、必ずコレを接頭語として持ってくる。

例): 「ばってん、あんたが言うことにも一理あると、おいは思うちょる」

その「ばってん」の「ば」、すなはち「BUT」の部分とする説がある。
「出られるような状態」 but(しかし) (出てくる)but…and、、、
上記の様にbutを重ねる二重否定強調文で、「出てこれるような状態ならば、本当に行きたいよ」
とういう気持ちを表しているというのだ。

最後に、「でんでらりゅうば」 は、「でんでらりゅう(なら)ば」で、仮定詞の「ならば」のならが欠落し、「ば」だけが残った説。
アテクシの地方は、これを「でんでらりゅうなら〜」と歌いますので
コレが一番信憑性がある説として支持していまつw

 以上が、「でんでらりゅうば」を聞いて「龍」が想像できないのは何でかなぁ、と
ぼんやりと思い続けた まんもちゃんの結論でつ。

長崎では自分が行くことを「来る」といいますので、「こんこん」【来ません×2】は
【行かない×2】です。

例):「 自分、なし明日来んとね? 」 訳:( 貴方は、何故明日来ないのですか?)


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屋台のおっちゃんのPVでは、龍をモチーフにしてありますが、元の歌は龍とは関係ありません。




曲自体は中国音階で、幕末に清から長崎に渡来した 『 明清楽(もしくは明清謡) 』 の
『 算命曲(さんみんきょ) 』のメロディを元にされてると謂われており、
またそれをベースにした「長崎節」ともいわれています。

日露戦争時に流行した 『長崎節』 をルーツとする説です。その歌詞では、

「ロシヤの軍艦なぜ出んじゃろか(中略)コサック騎兵は なぜ来んじゃろか…」と日露戦争に関連する単語が用いられている。

また、歌詞については密会・逢引・「夜這いの歌」説 、「丸山花街の女郎さんの歌」説などがあり、またこんな解釈もある。

唐人さんの唐人墓地においてあるペーロン船(竜船:レーシング仕様w)があって
これがペーロン競争(レース)に出場する予定だったんだが
長崎奉行の禁止令のため、出場したくても
レースに出場できなくなっちまった。(ざまーみろwww)

などと、ボート競走のライバルへの囃し歌説まであるw


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長崎弁のわらべうたというところから、長崎のお祭り「長崎くんち」で有名な龍踊(じゃおどり)の出囃子とかに使われることがあります。
また長崎のスーパースター福山雅治のライブコンサートの出囃子や、さだまさしのラップ曲がんばらんば等に挿入され使われていまつ。



■でんでらりゅうば
「でんでらりゅうば」は長崎に伝わるわらべ歌で、九州を中心に各地で歌われています。
手遊び歌としても親しまれているようです。
番組では、その手遊びも紹介してあります。
片方の手のひらに、もう片方の手で、ぐー、親指、人差し指と中指、人差し指と小指・・と歌に合わせて、繰り返し置いていくものです。





【ふるさとの歌 ― SONGS of My HOME TOWN ―】に続く

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1918197904&owner_id=980114&org_id=1918137657

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