声の質

ウィルコムがイー・アクセスに吸収合併されて消滅　ネット上に悲しみの声
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=2674931

1997年、DDIポケット時代から利用している。
エリアは他キャリアより狭い（といっても、深山幽谷以外は、ほぼ通じる）けれども、乗り換えるつもりはない。
理由はひとえに「音声品質の良さ」にある（料金も安い）。
固定電話間の通話品質と、PHS間、固定とPHS間のそれの違いは、体感上ほとんどない。
他キャリアは「音声品質が悪過ぎる」。
「ケイタイ」や「スマホ」の、圧縮された、帯域の狭い、「深海で話しているような」音声に、どうして平気でいられるのか。
しかし、文字や絵文字のやりとりを重視する人、「取りあえず会話ができればよい」人にとっては、声質への違和感について、「どうでもいい拘泥」と映るのだろう。
「声」を重視しない風潮の強まりによって、PHSは苦戦してきたのだと言えよう。

「軽便な通信端末」が流行るのは理解できる。
だが、あれらは断じて「電話」ではないのだ。
「持ち運べる電話サービス」の継続を切に望む。