外交落ち穂（あれ以外）

　１９日毎日夕刊。9/7のＩＯＣ総会で、中国出身のＩＯＣ委員４人のうち、第１回投票では３人が。決選投票では４人全員が、東京に投じたことが、日中関係者への取材で分かった。都市（東京と北京）レベルでの関係改善を模索か。あるいは、2022年冬季五輪を北京市と張家口市が招致しようと立候補しているため、恩を売ったのか。

→　それもあるでしょうけど、中国からの分かり難い関係改善シグナルもあるでしょうね。軍と党は強硬だけど、中国の外務省と民間（経済界など）は関係改善を望んでいる気配。




　２０日読売など。日中経済協会の訪中団、副首相との会談にとどまる。

→　希望していた李首相との会談は出来ず。民間レベルでの改善にも、まだ慎重な中国。まぁ「経熱」時でないと、民間レベルの代表に首相（No.2）は会わないか。




　２０日朝日。日台「特別協力水域（尖閣周辺）」、ルールがないまま台湾漁船が自由に操業する事態が続いており、日本が有効な対策を打てていない。

→　安倍内閣のフォロー不足。というか、出発点から少し間違えていたのかも。中国を牽制するために？か、合意を急ぎすぎた。




　２１日産経。安倍首相、国会で「朴大統領は非常に優れた指導者」と述べた。

→　褒め殺し？外交配慮？