28日夜、吉祥寺まで第4回談笑一門会を聞きに行く。聴覚過敏がやや強まって来たので、耳栓をして聴く(音が丸くなるだけで、ちゃんと聞こえます)。
開口一番・笑笑さん(前座)「狸札」。
口調は格段に良くなってるし、テンポも落ち着いてた。ややゆっくり過ぎだけど。
ただ、リズムはまだ現代劇のまま。これってわざと?また、前回・前々回も感じたけれど、年齢の演じワケが出来てない。子狸のはずが青年狸に聞こえる。会場に笑いは起きず。
ただ、まだネタ2つ目だから、これからでしょう。
二番手・笑二さん(前座)「弥次郎」。マクラに沖縄の米軍基地ネタを振って入ったと思ったら。ちゃんとネタの中にも生かされてました。一部改作していて、弥次郎の吹くホラに沖縄が出て来た。大うけ。
今のところ、笑二さんが一番師匠・談笑師に似てると思う。
三番手・吉笑さん(二つ目)「台本問題」。自作の新作。
マクラで数学の話、例によって本ネタ前のミニアドリブ?噺で神の台本の話を振って、入ったネタは数学が入った新作。数学がお好きなんだとか。
前回・前々回よりはずっと、本ネタも受けてはったと思う。私も前回・前々回よりは面白く感じた。でも、理系で数学が好きな私ですら、付いていけない部分も多く、最後の方では少し眠くなった。まだ煮詰める余地がある新作だと思う。ちょっと長すぎるので、少し削った方が面白いかも。
仲トリ・談笑師(真打ち)「堀の内」。
マクラで「志らく師が不思議だ」という話と、「板東さんが空気を読めない」という話を振ってた。クスクス。本ネタは、話の骨格はいじらず、志らく師的?円蔵師的?な現代的ギャグ満載落語。爆笑。
中入り。もう20:33になってる。。。時間が押してる?
大トリ・再び談笑師(真打ち)「文七元結」。20:42〜
時間が押してるせいか、マクラ無しでいきなり本ネタに。話の骨格を2箇所いじってあって、左官の長兵衛がなぜ貴重な50両を投げ出せるのか?、より納得出来るようになってる。いわば談志・家元的な改作。とても自然で、良いですねぇ。2段オチも楽しい。
終演21:28頃。次回は1/31(金)、演目は笑笑「たらちね」、笑二「初天神」吉笑「何時材」(いつざい?)談笑「黄金餅」「片棒・改」だそう。
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