政策落ち穂（諫早水門、教科書検定）

　１２日各紙web。諫早水門「開門」差し止めを地裁が決定。確定判決と逆。


→　菅総理（当時）が上告しなかったことで確定した判決と正反対の差し止め決定。当時、長崎県関係者が菅総理（当時）に対し激しく怒っていたことを思い出す。

　作らない方が良かった諫早水門だと思うけど、一旦作ってしまった以上、それが開門されると困る人もかなりいる、という。公共事業見直しの難しさ。八ッ場ダムなども同じだよね。作らない方が良かったと思うけど、でも作りかけてしまった以上、中止されると困る人も多い、という。

　でも、これで有明の漁業や海苔養殖業者がさらに苦しむ。夜のニュースによれば、国側は漁業者への被害を裁判で主張しなかったらしい。政治家が農業よりなの？それとも、官僚が自分たちの立てた計画が変更されるのを嫌ったの？いずれにせよ。。。。うーーーん。




　１５日毎日夕刊・朝日夕刊・読売夕刊。下村文科相、2014年度以降の教科書検定から検定基準を改定し厳格化することを発表した。
　　「政府見解は必ず載せる（他の見解を載せるかは任意）」
　　「教育基本法の理念・目標を反映する」
　　「学説未確定な事項の記述にはバランスを求める」
など。


→　運用次第では問題も出かねない気が。でも、反発するのも難しい項目が並んでる。