28日朝日。3〜5世紀の古代国家・伽耶の遺跡群、その王墓の一つとされる韓国金海市の大成洞古墳群から昨年、日本製と考えられる大量の遺物が出土した。
「筒型や巴型の銅器は、日本(倭)で作られた物が持ち込まれた」(釜山大博物館の細川特別研究員)
「いや、それは逆で、朝鮮半島で作られた筒型銅器が日本に持ち込まれたのだろう」(山口大の田中教授)
「朝鮮半島では無いイモガイ(巻き貝の一種)で作られた円盤は、沖縄など南西諸島から倭の人々がもたらしたものだろう」(東海大の北條教授)
など議論が起きている。田中教授は「4世紀中盤以降、百済・伽耶・倭が、高句麗に対抗するため軍事同盟を構築した可能性は高い」とする。
→ これまで、任那日本府が存在した確からしい証拠はどこにもなかった(前方後円墳の年代とかが、少し関連するけど)のが、このあたりから覆るかも。可能性はさほど高くはないけれど、興味深い。
任那が無くても、3国同盟があった、という話でも面白い。
29日毎日。韓国で、昨年12月の大統領選への国家機関の介入疑惑が拡大している。これまで、国家情報院の院長(当時)が起訴されていたが、最近、軍も介入していた疑惑が浮上。検察に圧力がかかたという証言も出て、大統領の支持率も、9月初めの67%から10/24の51%と低下した。
→ 介入の中身を見ると、ネットやツイッターで対立候補をdisり朴を持ち上げた、という程度。その程度なら日本の地方公務員だって盛大にやってるような。まぁ、法体系が異なるから単純に比較は出来ないけれど。
29日朝日特派員メモ。山梨県の寺から高麗時代の仏画がソウルの東国大博物館に里帰り。寺の創建時、約500年前から本尊、秘宝として祀られてきたが、鄭・博物館長により1359年製作と判明。長い交流のすえ、初めて貸出。12月には日本に戻る予定。
→ ちゃんと戻りますように。相手の博物館長さんが信頼出来る人であっても、裁判所などが止めたりしかねないものね。
週刊文春11/7号。韓国ではキリスト教からカルトに多くの信者が流れている。有名な統一教会だけではない。日本でも新大久保などで布教活動しているのでご注意。具体的には、「新天地」「安商洪証人会」「クウォンパ(救い派)」など。
30日日経。三星電子(サムスン)の台湾法人が、アルバイトを雇って台湾のスマホ大手HTC社の製品を中傷する書き込みをさせていたことが発覚した。
→ 過剰な社内競争環境にさらされているサムスンらしい。ゲンナリ。
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