台風

台風２６号が日本列島に向かっているようだが…。お願いだからおとなしく通過して欲しい。

現在の中心気圧は、９６０ヘクトパスカル。最大風速３５m/s。

９月中頃にかなりの被害を出した台風１８号は、西日本に接近するまで西日本に向かって海上を北にほぼ真っすぐ進路をとり続けたので、西日本ではとんでもない量の雨が降った。

土砂崩れや、あちこちの河川が氾濫した爪あとが…。

近畿の水瓶と言われている琵琶湖（滋賀県）から流れ出る唯一の河川である瀬田川に設置されている洗堰を下流の被害を防ぐために、瀬田川洗堰を管理する『国土交通省』が『全閉』（４１年振り）した影響で、湖岸周辺の田畑が水没し、５億円余の被害が出たらしい。

滋賀県知事が、その被害を『下流』の自治体（京都府や大阪府）に負担を求める考えを示したと新聞の記事に。

（細かいことまで載っていないので）おそらく、今回の被害ではなく将来の被害についてということかと思うが…。

このような問題は、１８８５年に起きた淀川の大洪水がきっかけで、琵琶湖に洗堰（南郷）が設置された１９０５年から百年以上続いているらしい。

その台風１８号で、かなりの被害が出た福井県で９月２７日の『ジャパンセントラル訓練競技大会』（ＰＤ福井支部主催・嶺南牧場）は、無事に行われた。

ところが、１０月６日に開催されるはずの『秋季西日本チャンピオン決定審査会』（ＰＤ兵庫支部主催・加古川河川敷）が、中止になってしまった。

台風１８号で河川敷が使用できない状態になり、行政による復旧作業が間に合わないためらしい。

代替え地？を探したが、予約でうまっていて、無念の中止決定だとか。

多忙なのに、訓練士のもとで暮らしているグレイスに展覧会向けのトリミングを続けてきた努力が無駄になり私も残念…

と言うか、１０月の『霧ヶ峰』を考えると…気温が低い場所で数日を過ごすグレイス（エアデール・テリア）のためには耐寒目的に被毛をたくさん生やしてやるほうがよいので…被毛を失う？展覧会向けのトリミングは可哀相

今年の７月、警察犬協会（ＰＤ）の行事に約５年振りに復帰（訓練は５月から）させたグレイスの訓練士からも、『水没して川底の堆積物が舞い上がったのか、いつも使っている河川敷（大阪市内）はドブ臭くて使えない』と聞いた。

グレイスの復帰は一時的なものだが、折角だから１０月１８〜２１日に長野県の霧ヶ峰高原で行われる『日本訓練チャンピオン決定競技大会』（ＰＤ本部主催）にも５年振りに出てもらうことにしたので、『秋季西日本…』や『ジャパンセントラル…』も行事の雰囲気に慣らすつもりで申し込みをしたが、展覧会である『秋季西日本…』の中止はグレイスの年齢が年齢だから残念。

台風２６号が心配。上陸しないコースを取りそうだけど、道路などに影響が出たら犬も訓練士も大変なので…。

グレイスの行事デビュー（約７年前）の会場が、山梨県の『八ヶ岳・滝沢牧場』だった（グリーンチャンネルでＴＶ放送されたが、収録は当日まで知らなかった）。

大阪から八ヶ岳への往路、中央自動車道の駒ヶ根付近の土砂崩れの為に、東名高速の御殿場経由での遠回りを余儀なくさせられ、酷い目に遭ったのを思い出す。

グレイスは、『嵐を呼ぶワンコ』なのかしら

今年７月の山梨警察犬訓練所（グレイスの祖母の生まれ故郷）での行事の終了後に、そのまま東京・浅草へ向かったが、前日の隅田川の花火大会が豪雨で中止になったと浅草のホテルで聞いた。

到着した夕刻は、雨が止んでいて予定していた人力車には無事に乗れたが…（画像↑）。

その翌日、『東京スカイツリー』に登りたいと同行していた甥が希望していたので、入場チケットを予約していたが、雨で視界が非常に悪く、スカイツリーの足元ぐらいしか見えなかった…

その甥の父親（私の実弟）も同行していた。その私の実弟は、その約２週間後に急逝した。