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2013年09月25日23:08

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敬老会(3)

【最高の乾杯(撮影係)】


まずは、小規模多機能ホームのじいちゃんが乾杯の音頭
こういう時のお年寄りって、「キメる時はキメる!」って感じでカッコいい!




が…、



「まずは〜 私のような者が〜 このような〜 」





   (長ぇな…。)


その上、感極まって、泣き始めた…。


(頑張れ! じいちゃん! カッコいいぞ!)

声には出さないが、みんな黙って見守る…。


それが通じたのか、涙を拭って続けるじいちゃん。


「まずは〜 私のような者が〜 このような〜 」


(じぇ…? じぇじぇ…?    待て!待て!待て!待て!  最初に戻ってるぞ!)


(ゴング)カンカンカンカ〜〜ン!

 終了〜!









↑  普通なら、タオル投入かレフリーストップのケース



でもね、うちの職場は、誰一人止めたりしないよ。
だってさ、じいちゃんが自分で考えて話しているんだ。
職員も利用者さんも、みんな知っているんだ。じいちゃんが、一生懸命、話していることを…。
止めちゃいかんよ。
俺たちがすることは、止めることじゃない。最初に戻ったことを教えることじゃない。最後までじいちゃんの【演説】に付き合うことだ。



ま、結局、前の方に座っていたおばあちゃんの、「あら? 乾杯は…?」という小さな声で我に返ったじいちゃんが、なんだかんだでまとめ上げて、


「乾杯〜!」



イェイ! いいぞ、じいちゃん! 最高!




   イイネ!した人 だーびー他会場全員
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