10日各紙。福島第一原発汚染水タンク北側付近の井戸水から、3200Bq/Lのストロンチウムなどを検出した。
12日産経・朝日・読売。福島第一原発汚染水タンク北側近くの井戸の水から、6万4000Bq/Lのトリチウムを検出。
13日読売。東電は、福島第一原発汚染水タンクの約20m北側の井戸水から、トリチウム9万7000Bq/Lを検出した。濃度上昇が続く。
14日産経。福島第一原発汚染水タンク北側観測井戸の水から、13万Bq/Lのトリチウムが検出された。
15日産経。福島第一原発汚染水タンク北側観測井戸の水から、15万Bq/Lのトリチウムが検出された。
→ どんどん濃度が上がる。これ、どっかから地下に漏れているよね、絶対。水位を全部チェックするべき。全然制御出来ていない。
13日読売・朝日夕刊。福島第一原発の汚染水タンク脇排水溝の水から、11日はストロンチウム系(β線)220Bq/L・セシウム104Bq/Lの汚染が見つかった。12日はND。溝は外洋に繋がっており、海に流出か。
10日朝日・東京。首相は五輪開催地を決めるIOC総会で「(福島の)汚染水、状況はコントロールされている」「港湾内 0.3km^2 で完全にブロック」などと言い切った。
ところが、10日朝日・毎日。東電は「完全に遮蔽出来ているわけではない」と事実上、首相発言を否定。
→ 安倍ちゃん、気合いで汚染水問題を懸念する声を封じ込めたけど。実際はボロボロ。国際的にもバレつつあるのに、大丈夫?
13日日経夕刊・朝日夕刊。東電の山下フェローは、郡山で開かれた民主党の会合で「汚染水、コントロール出来ているとは思わない」との認識を示した。ただし「リスクはコントロール」とも。
13日夜のニュース。菅官房長官、東電と安倍総理の認識の矛盾を否定。
→ 安倍ちゃんが、五輪招致のために大嘘を吐いたんだよねぇ。でも、あれ国際公約になったから、そゆ意味では良かったのかも。引くに引けないでしょう。
14日朝日・毎日・東京。福島第一原発汚染水、東電webに「(首相発言と)同じ認識です」と載った。
→ 苦しい取り繕い...
13日毎日。2011年当時、首相補佐官として福島第一原発陸側遮水壁を検討した馬淵氏が、「凍土式を除外し粘土式にしたのは、汚染範囲が広がった場合に適用出来ないということだったハズ」と指摘した。
→ だよねぇ... 東電は、目先のお金をケチり過ぎ、かえって対策費用が膨らんでいる。国が金を出すんだったら、ちゃんと粘土式で作るべき。
<以下、追記>
16日産経。福島第一原発汚染水タンク。せきから水あふれる。雨水と思われるが、放射性物質が含まれていないか調査中。
16日毎日。福島第一原発港湾のシルトフェンスの効果。
フェンス内側海水からは、
トリチウム最大 4700Bq/L、 セシウム 136 Bq/L
フェンス外側港湾内の海水からは、
トリチウム最大 340Bq/L、 セシウム 13.9Bq/L
フェンス外側港湾出口付近の海水からは、
トリチウム最大 68Bq/L、 セシウム 6.3Bq/L
シルトフェンスは、粒子がカーテンに当たって海底に沈む仕組み。なお、資材を運ぶ船を通すため、10日に1回程度、30〜40分開ける。濃度が下がっているのは、海水で薄められただけでは?との批判もある。
→ 海水で薄まった効果も大きいでしょう。特にトリチウムは、フェンスの効果は全くないはず。
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