mixiユーザー(id:11399914)

2013年09月01日21:45

3 view

夫婦喧嘩は犬も食わない(駄犬が考えるメモ)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0100N_R00C13A9PE8000/
森雅子少子化相は1日のNHK番組で「日本の男性の育児への参加時間は1日39分と、先進国で最低レベルだ」と指摘したうえで「家事育児をしない男性をゼロにするための政策に予算をつける」と表明した。

この記事を読んで、夫婦喧嘩は犬も食わないということわざが浮かんだ。人の家庭の在り方にまで政府は口を出すべきなのだろうか。人それぞれに事情があり、縁があって、本人同士の同意があって婚姻した。それでも夫が家事育児を手伝わないのが不満という妻も世の中にはごまんといよう。しかし、そういった事は夫婦で話し合えば済む話だ。

終電まで帰宅もできず、休みも事実上、無いような仕事についている人もいる。そのような人に家事育児を国が強制的にさせればどうなるだろうか?過労で倒れるか、あるいは夫婦喧嘩のタネにもなろう。もちろん我が国の法制度上、強制的に家事育児に参加させることはできないだろうが、森少子化担当相は「ゼロにする」ことを目標としている。

その手段としては、育児休暇取得率向上を目指すというのがせいぜいだろう。しかし、現実においてはその取得率は1.89%と話にもならないのが現状だ。それどころか企業にもよろうが、通常の有給さえ、簡単には取りにくいというのはよく聞く話である。

一方で非正規雇用の割合も増え安定した収入を得ることも難しくなってきている。それに拍車をかけて、自民党は派遣労働の規制緩和を行おうとしているようでもある。このように労働環境が厳しい中で、子供を育て、家事をし、育児をするというのは大変なことだ。それでも少子化を歯止めを掛けろという。父親の家事育児の参加を増やすべきという。自民党はこの点につき、倒錯してはいないか?この点につき、自民党の姿勢がどうにも理解できない。



1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する