経済ネタ（逃げ出す富裕層・他

　２０日各紙および１９日主要紙夕刊。７月の貿易統計、１兆円強の赤字。13月連続で、７月としては過去最大。円安で輸出は伸びているものの、それ以上に原発停止で燃料輸入費増が響いている。




　２２日朝日・読売。内閣府は、景気の山は昨年４月と発表。実感無き好況３７ヶ月。

→　今は好況になっても給与に反映されないから、まったく実感が無いよね。個人消費も増えないし。




　週刊新潮8/29号や週刊現代9/7号。大企業の経営陣も海外逃亡し始めた。最近の例。
　　サンスター　金田・元社長はスイスに移住。
　　ベネッセ　　福武氏はＮＺに自宅を購入。
　　ＨＯＹＡ　　鈴木CEOはシンガポールに自宅を購入。

→　金融業界だけでなく、リタイア後の大企業経営者も続々と移住しつつある。




　２４日ウェークアッププラス。本田参与「構造改革は、景気が良くなってからやるべきもの」。

→　アホか馬鹿か。順序が逆。景気が良くなったら、当然金利も上がる（借りたい人が増えるから）し、人手も足りなくなる。結果、起業するのが難しくなり、構造改革の成果は上がりにくくなってしまう。新規起業は、不景気の時に始め、慣れ、好景気になったときにブレイクするのが一番やりやすいと聞く。

　こいつ、消費増税の前後の駆け込み需要とその反動で、自らのリフレ政策がケチを付けられることを過剰に恐れて事前に言い訳を積み重ねているだけに感じる。いわば、リフレ派のアリバイ作りでしょう、増税先送りをここに来て言うのは。増税後の３〜６ヶ月間は、反動で景気が落ちることは明らかだから。




　２８日各紙夕刊。米軍によるシリア空爆が迫ったとの見方から、為替は円高に振れ、日米株価は下落。ＮＹ原油価格は急上昇。

→　回復しかかった米国経済はもちろん、世界経済に悪影響がある。。。





　２２日日経夕刊。ＭＲＪ、納入を１年先延ばし。2017夏前に。

→　物が物だけに、慎重になってはる。でも受注は減ってしまいそう。。。上手く行きますように。




　２４日朝日。国内半導体業界は２強体制。NAND型フラッシュの東芝、CMOSセンサのソニー。他のメーカー、システムLSIのルネサスと富士通パナソニック連合、DRAMのエルピーダなどは苦境に。

→　戦略が必要なシステムLSI分野に、戦略に欠ける日本メーカーが殺到しても無理でしょ。失敗は目に見えていた。




　２７日朝日・毎日。日本郵便は10月から月額1050円で高齢者の見守り事業を開始する。オプションで買い物支援や体調確認サービスも。

→　これ、郵政民営化の際、私は似たようなサービスを「やるべき」と日記に書いた記憶がある（誰でも考えると思う）。今になって、やっと始まるんだぁ。遅いけど、まぁやらないより良いこと。採算が取れ、拡大しますように。