前回の日記 〈意味が分かると怖い話 コピペ編〉
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1909910621&owner_id=16919268#comment
ではまず解説編から。
(1) 家族
バタバタしていた息子が、次の場面では横になっている。そして最後、“足元の椅子を蹴る”。そう、これは一家心中する家族の様子を描いた話。
「お義父さん、お義母さんに会いに行く」とは天国で、という意味。
(2) 友人の未来予知
ドラクエ1というAの発言から、Aはドラクエがシリーズものであると知っていることが分かる。
なぜならば、初期のものは「ドラゴンクエスト1」ではなく「ドラゴンクエスト」であった。
ドラクエ1という言い方は2以降が出ることを知らないとしない。
よって、Aは本当に未来予知ができたのである。
(3) 日記
この日記は一見、同じ年の12月の日記のようにみえるが、「二日おきに書いてきた日記」と、実際は2つの年の12月の日記が入り混じっている。奇数と偶数の日付で書かれた年代が異なるのだ。
奇数の日付けの日記を読んだ後、偶数の日付の日記を読むと意味が分かる。
しめくくりの12月24日の日記に「妹のところにいく」とあるように、兄は死んだ妹のところにいくために自殺をきめている。
いかがでしたでしょうか?
この他にもいろんな面白い話がありますので、興味ある方はぜひ探してみてください。
さて、ここからはいつもの葉桜日記です。「ある意味怖い話」、よろしければお付き合いください。
Case1 メリーさんの電話
『メリーさんの電話』という都市伝説をご存知でしょうか?
それほど有名な話じゃないかもしれないので、Wikipediaからコピーしてみました。
こんな話です。
少女が引越しの際、古くなった外国製の人形、「メリー」を捨てていく。
その夜、電話がかかってくる。
「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」
電話を切ってもすぐまたかかってくる。
「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」
そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。
少女は思い切って玄関のドアを開けたが、誰もいない。やはり誰かのいたずらかと思った直後、またもや電話が…
「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」
これは、私が実際経験した、ある冬の夜のことであった。
父「だからそうよぉろぉが!」
母「何でそねん言い方せんとおえんのんじゃ!」
〈非岡山人のための標準語訳〉
父「だからそう言っているじゃないか!」
母「どうしてそんな言い方をしないといけないのよ!」
真冬の車内、汚い岡山弁で罵り合う両親。
どっちがどっちの言い方に腹が立った、どっちから先に暴言を吐いた、などといういつもの口論に、私はただ買ったばかりのスマホをのそのそイジりながら、時が過ぎるのを待った。
母「あぁ、やかましい!この酒飲みが!出てけっ!!」
父「おう、こっから歩いて帰っちゃらあ!」
あらやだ、パピィったら酔ったいきおいで意地になっているわ。
そして本当に車から出てしまうパピィ。
私「マミィ、本当に行っちゃったけど、いいの?」
母「かまわん」
ほう、『かまわぬ、失せろ』ってか。
しかし、酔っている状態で真冬の夜歩きは危険だ。少し心配になる私。
しかし、しばらくすると、父から着信。
あらやだ、パピィったらちょっといくらなんでも意思が弱すぎるんじゃないの?と思いつつ、電話に出る私。
私「はい、もしもし」
父「いま、ハローズを通り過ぎた」
私「…は?」
ガチャッ、ツーツーツー…。
何だ、いまの?
しばらくしていると、また着信。
私「はい、もしもし」
父「いま、バス停のところに来た」
ガチャッ、ツーツーツー…。
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
数分後、再度着信。
私「はい、もしも…」
父「いま、和菓子屋の前にいるの」
電話の主が、だんだん遠ざかっていっている。
これでは『逆メリーさんの電話』だ。
都市伝説でも何でもない。
中年男のかまってコールである。
ちなみに数分後、父は怒りのおさまった母の車に無事保護された。
Case2 コピー機
これは、うちの職場で実際にあった話である。
その日私は事務作業をまかされ、資料のコピーなどを命じられた。
私はこういう地味な作業が割と嫌いではない。
まず、コピー機を起動!…させようとしたが、なぜか調子が悪い。
私「?」
コピー機の内部を覗き込む私。
私「ぎゃあああああああああああああああああああああっ!!」
コピー機の内部に、おびただしい量の髪の毛が!
私「ヨメ子おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅぅぅぅ!!!」
犯人をヨメ子と即決する私。
私「何じゃこりゃああああああああああああああああああっっっ!!!」
殉職前の松田優作状態の私に対し、ヨメ子は「また大げさな」といわんばかりの『ほはーん』とした態度である。
とにかくコピー機を分解し、髪の毛を除去しようとする私にヨメ子は
「だいたいでいいわよ」とぬかしやがった。
てめえ、それが優しさだとでも思っているのか。
これが原因でコピー機が壊れたらどうしてくれる。修理伝票に何て書くのだ。
『かみづまり(ただし別の意味で)』か!!
ちなみに何故コピー機の内部に大量の髪の毛があったのかは謎である。
Case3 LINEの怖い話
最後はまた違ったタイプの怖い話である。
昨今便利なネット社会。しかし、常に恐怖と隣り合わせであることを忘れてはいけない。
ある日の仕事中、実際にあった話である。
院長「葉桜さん、チェアーが壊れたー」
あたしゃお母さんか!
院長「業者に電話してくれ」
私「はい」
医院の電話からかけようとする私。
院長「待て」
私「はい?」
院長「業者の○○さんのケータイはソフトバンクだから、私のケータイからかけたらタダなんじゃ。私のアイフォンからかけてくれ」
私「わかりました」
『しかし相変わらずケチだなぁ』と小さい声でつぶやきながら、院長のアイフォンを動かす。
自分のスマホはアンドロイドなので、使い慣れないアイフォンに少し時間がかかってしまう。
ポペンッ♪
ビックリした。なんだ、LINEが来ただけか。
アイフォン画面に表示される文字。
『ただヘル ついにオープン♪
あなたのご自宅へ 』
私「!!!!!??」
何これ?迷惑メール?
いやでも、私もLINEインストールしているけどそんなの来たことない。
何に登録したの、院長!?
まさか本当に、ただヘル呼ぼうとしてないよね!?
もうひとつ、別のLINEの怖い話を紹介させていただく。
みなさん、LIONジジイという男を覚えているだろうか?
2010年5月28日の日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1499389492&owner_id=16919268
学生時代、おはようからおやすみまで暮らしに夢をひろげようとメールを連投してきたオジジのことです。
あれからオジジの話はmixiで書いていませんでしたが、一度、ヤツから着信があったことがありました。
そのとき、私は仕事中で電話があったことさえ気づかず、就業後、着信履歴にオジジの名前があることに気がつきました。
それとメールが一件。
『件名:なし
お願いしたいことがあります。電話をください』
うん!無理です!(にかっ☆)
っていうか現実問題、『お願いしたいこと』が何なのかは知らないけれど当時22歳の私が推定年齢60代のオジジのお願いを叶えてあげられる可能性は低いと思ったので。
あの一件から、友人に何度も「番号消してしまえ!」と言われましたが、番号消してしまうと着信があったとき、誰からの着信か分からずにかけなおしてしまいそうで怖かったので、番号は登録したままにしておきました。
そしてオジジのことなんて完璧に忘れていた、今年の6月21日。
午前の仕事が終わり、休憩室に戻ってくると、スマホがチカチカしている。
LINEが来ているようだ。
私はスマホを起動させた。
『LIONさんが連絡先を送信しました』
私「!!!!?」
すっかり忘れていた、そんな名前!
っていうかオジジ、LINEやっていたの!?らくらくスマホかなぁ!?
ってそんなことはどうでもいい。
おそるおそるLINEを起動させる。
LIONさんが連絡先を送信しました。
『首相官邸』
何でしょう、これ?
オジジ、連絡のなかった2年間に何があったの?
バイト生活から一変、世紀の大出世をしたの?
朝から晩までメールを連投、定年後の暇な迷惑ジジイは世を欺く仮の姿、実はお偉い首相官邸だったの?
まぁ、なんにせよ、もう迷惑なジジイは院長だけで充分だと判断し、LIONオジジはブロックしておきました。
でも、もし私がLIONオジジのお願いを叶えていたら、
首相官邸にいるオジジの力で私はこの国をあやつれていたのかなぁ?
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