「アデル ファラオと復活の秘薬」
リュック・ベッソン監督のフランス語によるフランス映画。どうもフランス語の語感に慣れてないせいか、パ行のペチャクチャ感が気になって、半分はそのせいで楽しめなかった。吹き替えで観るとどうなるのかな。
どうも日本って、「インディ・ジョーンズ」の時代から、この副題を似た感じにつけるのが好きみたいですね。「ハムナプトラ(原題はThe Mummy:ミイラ)」とか。「ハムナプトラ」もそうだったけど、この「アデル」もタイトルで損してる感じがする。内容と合ってない。
この映画観てよかったのは、主人公アデル役のルイーズ・ブルゴワンさんのキレイな裸が観れたことかな。後は・・・。
ただ最後がえっ?って思わせるとこでおしまいになって、さすがフランス映画はハッピーエンドで終わらせないなと、思いました。
「この自由な世界で」
イギリスの労働者事情と移民問題をテーマに描く社会派作品ってことと、「麦の穂をゆらす風」の監督でもあるケン・ローチの作品だったんで借りてみたけど、ちょっと期待はずれ。実際は主人公のアンジーがシングルマザーで不法移民を使って、自分勝手な思いで子供を育てるためとローン返済するために色々やってたら痛い目にあったっていう内容で、社会派作品ってのとはちょっと違うなって感じ。もっとイギリスの労働者事情と移民問題に焦点をあててほしかった。
「サウンド・オブ・ミュージック」
これそのまま訳すと、「音楽の音」ってなるけど、字幕では「音楽の調べ」って出てきますね。それも疑問の一つでした。
でも興味があったのは、日本でこの映画が何度もロングランヒットを記録したってこと。今までもレンタルで借りたけど、結局最後まで観ないで返却が多かったので、これが初めての最後までの視聴。VHSも20年以上前買って、観ないままどこかに。
知らなかったけど、第二次世界大戦前のオーストリアが舞台になってるんですね。なので、ドイツに併合されるオーストリアの軍人であったトラップ大佐一家を中心に修道女のマリアが家庭教師として派遣されて、彼女のキャラクターと歌で一家をもり立てて、ついには大佐と結婚してしまうという、全く想像しない内容でした。ミュージカル映画って、ただ全編歌って踊ってで終わるのかと思ったけど、ミュージカル映画って「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「レ・ミゼラブル」みたいに、何らかのメッセージがあるんですね。
もう一度きちんと観ないと、よく理解できなかった。
なのに、なぜだか涙が出て、楽しめて喜べて、喜怒哀楽が詰まった作品でした。
とかく主人公マリアのジュリー・アンドリュースが素晴らしかった!キャンディ・キャンディはこの映画に影響受けたのかもなぁ。
久しぶりにきちんとレンタル映画観れました。1本借りても観れずに、しかも延滞金払ってのパターンが多かったのに。
( -。-) =3
(^ O ^)/~~ see you again!
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