■星新一の書籍未収録作、50編以上見つかる
(読売新聞 - 07月21日 10:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2511405
この新聞の切り抜きは星新一氏が亡くなった時のもので、こんなものを後生大事に持っている程先生のショートショートは大好きでした。
星新一氏の作品を最初に読んだのは中学生の頃で、いわゆる学級文庫の中にあった「ようこそ地球さん」を何気なく読んだのがきっかけでした。短い文章の中に予想外なオチ、どぎついブラックユーモアや風刺に溢れていて、それはもう夢中になって読みまくりましたよ。まさに青春の1ページでした。
当時はあまりお金もなく、とにかく先生の作品が読みたくて古本屋で安いものを買いあさっていたので傷みが酷いものが多く、働くようになって買い直したりして今でも40冊位持っています。
あと数年前にNHKで「星新一ショートショート」という番組が放送されていたのを楽しみにしてました。もっとも先生は御自分の作品の映像化には反対な方でしたが…。
ただこの未収録作が50編以上見つかったニュースはうれしい反面微妙な気持ちもあります。先生が今回発見された作品を未収録にしたのには一定のレベルに達していない、書いてはみたもののあまり気に入ってない等何かしらの理由があったと思うのです。
先生はアラビアンナイトと同じ1001話のショートショートを書き終えた時点で休筆宣言をされていたと思いますが、今回発見されたこれらの作品はその中に含まれているのか?とかも気になりますし。正確なリストとかあるんすかね?
ただ出たら間違いなく買いますが。
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