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2013年07月19日05:45

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武部聡志さんのラジオ『家でよければ』

 富士急ハイランドで、ももクノ60分が行われていた7月7日、
 4月の西武ドームライブに音楽監督として、また『ダウンタウンももクロバンド』として参加し生バンド演奏でライブを盛り上げてくれた武部聡志さんのラジオ『家でよければ』に、ももクロの演出を手がけている佐々木敦規さんがゲスト出演したそうです。
 
 私は当日そのラジオを聞いていたわけではないのですが、あとからyoutubeでその様子を聞いて、非常に嬉しい気持ち、誇らしい気持ちになったので、改めて紹介したいと思います。
 すでに動画は削除されてしまっていますが、まとめサイトを参考にしながら、一部文字に起こしてみました。


(ももクロ演出の佐々木さんの、バラエティ、スポーツ等の演出に関わってきたキャリアを生かしてのももクロステージ演出に対して)

【武部】目からウロコ、驚く所がたくさんあった。
単純な音楽のショーってだけじゃなくて、いろんな見せる要素、バラエティな要素、ある種の格闘・戦いの要素、あんなショーを見に来るお客さんはすごい楽しいと思う。

【佐々木】ももクロや ももクロスタッフは、ライブを『大会』、歌・パフォーマンスは『試合』と呼んでいたりするんです。そうする事で、ガチンコ感みたいな物を出して、メンバーにも、そういう想いを入れ込んでいる。

【武部】それに答えられるメンバーも凄いですよね。僕はビックリしました。あそこまで全力で『試合』に挑んで『大会』にチャレンジしていく感じは、僕はいろんなアーティストを見て来たけど、ももクロには、その部分で惚れ込んだっていうのはありますね。
『ももいろクローバーZ』をまだ、知らない人達もいっぱいいると思うんです。これだけ沢山のお客さんにコンサートに来て頂いて、CDも売れていながら、まだももクロを『ただのアイドル』だと思っている人達もいっぱいいて、『ももクロはもっとこうなんだよ』って布教活動を僕もしていきたいなと思っていまして。


(ももクロの楽曲に関して)
【武部】やっぱり音楽的にも面白いです。
今までのアイドルへ対する、アンチなニオイを感じて、音楽的にも普通アイドルが歌うようなありがちなポップチューンではない、ダークなテーマであったり、かなりロックっぽい物であったりとか。だからコンサートの演出をしていても楽しいんじゃないですか?

【佐々木】正直、楽しいです。曲もそうですが、マネージャーの川上さんが、ありがちな アイドルだから という常識・リミッターを外してくれる。だから、アイドルの常識から頭のネジ を外してみたら、ももクロのやりかたが見えて来たというのはあります。

【武部】ももクロとの西武ドーム大会の4時間半ものライブを体験し、パフォーマンスをする人は、お客さんを乗せてナンボだし、そこで実力以上の物を発揮してもらう為に、演出家も僕らのようなミュージシャンもいる訳で。だから彼女達がのびのび4時間半、西武ドームでパフォーマンスする姿が、嬉しかった。

【佐々木】ダウンタウンももクロバンドとのライブ終了後、メンバーは『楽しかった!楽し過ぎてヤバイ!』と動揺するくらい楽しんでいました。生バンドとの競演を経験し、音楽の楽しさ を初めて知ったのかもしれない。そんな印象を受けました。

(生バンドの魅力について)
【武部】生のバンドを背負って歌うと、自分たちの 「何か」 に対してバンドが反応し「何か」 を返す。そのキャッチボールが、「熱」 が、お客さんにもきっと伝わる。そういうバイブレーションが僕は大事だと思っている。こういう気持ちいいセッションが今後も続けていけると嬉しいなと思いますね。
『ももクロで、枠を超えた新しいエンターテイメントが生まれるといいですよね。

(日産スタジアムのライブについて)
【武部】8月4日には日産スタジアムで逢いたいですね。ハードな炎天下でのライブ。熱さを乗り越える素晴らしいパフォーマンスを我々も支えられたらいいなと思っております。


(ももクロの年間スケジュールについて)
【佐々木】春夏秋冬でのイベントでコンセプトを決めているので、小さい事で言えばライブ中のこの曲はこの場所で歌おう、とかそんな事まで決めています。

【武部】ももクロからは、昭和的なノスタルジックな感じやプロレス的な においを感じる。
昔は、TV番組『シャボンダマホリデー』や『ゲバゲバ90分』といった、お笑いなんだけど社会的な要素もある、いい番組がありました。ももクロにはそういう高度成長期や、昭和文化の良い部分を引き継ぐような国民的であり、サブカル的でもあるアイドルになってほしい。

【佐々木】実は、僕も彼女達にそういった部分は受け継いでいって欲しいと、勝手ながら託している部分は正直あります。彼女達も、それを ”古い” と、拒絶することなく、新しいもの、おもしろいもの、として捉えてくれる。

【武部】彼女達はそれを、やらされてるというより自分達がすごく楽しみながら受け継いでいってる感じがするから嬉しかったですよね。

(今後のももクロについて)
【佐々木】「ももクロ」 というジャンルを作りたい。シルクドソレイユやマイケルジャクソンは、自分たちのカテゴリー、ジャンルとなっている。ももクロも、そうなって欲しいと思っています。

【武部】そこになれる可能性というか、きざしというか、ももクロは、もうその方向に向かってますよね。
だから、ももクロには引力がある。僕らミュージシャンや作家も引き付けられているし、今ももクロはそういうアテンションをもっている。僕もそこで新しい出会いが生まれたり、新しい何かが生まれるのがすごく楽しみですね。

【佐々木】出会いがももクロを本当に大きくして、いろんなジャンルの人たちと出会ったときの化学反応が、彼女らは本当にすごい

【武部】ももクロを聴いた事ない人は本当に真剣に聴いてみてください。本当に面白いですから。
逆にももクロを面白がれなくなったらお終いだよって僕は思いました。
西武ドーム大会のリハーサル中に佐々木さんが誕生日を迎え、みんなでお祝いしている時に今年の夢・目標を『ももクロで世界を獲る』と言ってましたよね。
これは大げさな発言ではなく、ももクロは世界戦略を本当に考えられるグループだと思っていて。
まわりのスタッフが、そういった大きな夢・野心を持っている事が、ももクロが大きくなっている、なっていく要素の一つだと思います。

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[感想]
 西武ドームのライブや、Chanの映像などで、メンバーが心底嬉しそうに楽しそうにしていた姿が印象に残っていました。
 武部さんや、ギターの西川さんも、親戚の子供に自慢するみたいに接していて、メンバーは生のバンドの音にいちいち興奮して。

 武部さんが、佐々木さんが、本当に嬉しそうにももクロのことを語っていて、ももクロがつなげる輪がきちんと広がっていることを実感して、こういう大人たちに支えられて、今のももクロはあるんだなぁ、ってしみじみ思いました。
 よく言われる「彼女らと共演した人はみんなファンになっちゃう」というのも、単に人なつこいキャラクターというだけでなく、彼女ら自身の真剣に取り組む姿勢や、周りのサポートがあったこそなのですね。
 武部さんや、先日のももクロダイナソーZの所十三先生もそうですが、語っている内容に対して「そうなんだよなぁ」と共感できる。これは私個人の感想ではなく、他のファンの方も同様だと思います。そして、まだファンではない人たち、今は他に行ってしまった人たちにも言えることだと思います。
「ももクロはもっとこうなんだよ」という思いは、これからもずっと持ち続けていくのでしょう。
 

後半部分だけ、youtubeに音源があげられています。
●家でよければ 2013-07-14 02 - YouTube


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