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2013年07月18日22:43

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武佐岳登山

フォト フォト

今回は下山時にちょっとしたハプニングに見舞われましたが、
なんとか無事に帰宅できました…。(^^;


1.出 発

始まりは いつも霧の中。
釧路在住なので、早朝は いつも霧の中。
でも武佐岳がある中標津の天気予報は「晴れ」となってましたので、
いつも通り愛車でGO!
標茶から虹別を回って大体2時間ほど運転し、とりあえず開陽台展望館へ。
予想では北へ向かうほど天候が回復してくると思っていたが、車で走行中は
曇り時々霧雨って感じで、開陽台に到着しても同じような状況。
しかも、霧雨に加えて ちょっと強めの冷たい風も吹いている。
目の前にあるハズの武佐岳も雲の中で、山のすそ野が少し見えるくらい。
あ〜ぁ、こりゃ〜ダメだ!


2.待 機

開陽台展望館で1時間くらい待機していたが、まったく天候は変わらず…。
しょうがないので諦めて標津サーモン科学館でも見てから帰ろうと決断し
車を走らせたが、どうせなら武佐岳登山口までのルート確認の下見をと思い、
ミルクロードから左折して登山口の駐車場まで車を走らせた。
細い砂利道を進んでいたら、曇り空の一部に少しだけ青空が見えた。
おっ?天気予報通り これから晴れるんじゃないの?
1時間ネバった甲斐がありました!


3.登山口

立派なトイレと登山ポストがある旧登山口の駐車場には既に数台の車が止まっていた。
ここから更に車で1km少々進むと、新登山口の小さい駐車場があるのを
ガイドブックを読んで知っていたので、そこまで車で行ってみた。
ちょうど1台分の空きスペースがあり、ラッキー!
靴を履き替えリュックを背負って準備が完了すると、
上空は結構な青空となってましたね。でも少し蒸し蒸しする…。(^^;


4.登山開始

新登山口は、赤い看板の「山頂へ→」だけで ちょっと淋しい。
とりあえず未だ広い登山道を進む。石が多くてちょっと歩きにくい。
しばらく進むと、な、なんと、登山道を横切る道路工事現場が…。(^^;
なんか新しい登山口と林道?を作っているみたい。

そこを突破すると、やっと本来の登山道っぽくなってきました。
登り始めから約20分くらいで、三合目の山小屋「武佐岳憩清荘」と
「憩の沢」の水場に到着。

その後が急斜面のジグザグ道で ちょいキツイが、
そこを抜けると比較的 楽な登りが続いていました。

途中、広場の様な木が生えていない笹原が3か所くらいあって、
そのうちの1箇所は、野付半島にあるトドワラみたく木が枯れている
ちょっと変わった光景の場所もありました。

尾根っぽい道を少しずつ登って行きますが、肝心の山頂は まだ遠く、
しかも結構まだ高く見えた。こっちの尾根から山頂に登るのに、
もしや一旦 谷を下ってから山頂側の尾根に行くのかと思ったら、
八合目の手前でやっと山頂へ続く尾根が見えてきて安堵しました。


5.山頂を目指して

登ってきた尾根から いよいよ山頂側へと向きを変え登り始める手前に、
八合目のちょっとした広場、見晴台に到着する。
ここから見える景色でも既に絶景である。しかし向かうは頂上!!
どう見ても凄い登りである。急斜面の斜度が60度くらいあるんじゃないの?(^^;
時計を見ると、登り始めから1時間40分が経過していた。えっ!
ガイドブックでは、頂上まで1時間40分と書かれていたが、嘘やね!
初級クラスの山と思っていたが、意外と中級クラスに匹敵する距離と急斜面だわ!

そして八合目を後に急斜面を登り始める…。案の定、最後にして最大の難関?
凄い斜面を休憩を入れつつ登る。30分くらい格闘していたかな?
看板が無かったけど、鉄の棒だけ建っていた場所が九合目と思われる。
ここからやっと斜めに双耳峰の高い方の頂上を目指す。
ハイマツの枝が長く伸びていて、登山道がどのルートか分かりずらい。
胸まであるハイマツの枝をかき分けて、狭い隙間を登って行く。
下をちゃんと見ていないと、岩とかに足を引っ掛けるので注意が必要。


6.武佐岳山頂

そしていよいよ、頂上のデカい岩が見えてゴーーール!
時間は登り始めから2時間20分くらい掛かったよ。(^^;
頂上のプレートを見て1000mちょいの山だったのね。
実は800mクラスの山と思い込んでいた…。(^^ゞ

景色ですが、凄いです!

南西から西側は雲が出ていたのですが、これがちょうど良い雲海となっていて
今まで登った山々が幻想的に見えました。
一番奥は、阿寒富士 雌阿寒岳 雄阿寒岳で、その手前は西別岳 摩周岳だわ!

北側には斜里岳も見える。
そして北東側は、まだ登っていない海別岳や知床の山々まで見えた。

いや〜、最高の景色だったかもしれない。

ただ残念だったのは、野付半島まではギリギリ確認できたけど、
国後島が霞の中で全然見えなかった…。(^^ゞ


7.下山、そしてパニック

昼食後、再び写真を沢山撮ってから下山開始。
急斜面を下り、八合目の見晴台で休憩を取る。

蝶の写真を撮っていたら突然、虫が左目に飛び込んできたので、
慌ててタオルで目の付近を拭った。取れたかな?と左目を開けると、
視界の隅に黒いものがボケて見える。うっ、まだ虫が取れていない。
再びタオルで拭うが、全然 虫が落ちない。これはもしや…。(^^;
ちょっとビビる!
デジカメで自分撮りをして確認するも、液晶画面が小さいのでよく分からない。
電源を切ってデジカメの液晶画面を目の前に構え、鏡の様に映すと
何か目尻に貼り付いていた。やっぱり?(^^;

このまま下山するか、その場で取り去るか悩んだ結果、
気持ち悪いので その場で除去する事にした。

再び液晶画面を鏡の様に映して物体を確認しながら指でつまんで引っ張る!
ブチッ!と音がするくらい引っ張ったら取れた…。(^^;

その物体を目で確認した数秒の記憶が(ショックのせいで)無くなっているが、(^^ゞ
「うぇ〜!」と大声で叫んで放ってしまった。
が、その物体を持ち帰って病院で見せる必要がある事に気づいて、
放った周辺を探すが見つからず…。(^^;
そう言えば無理に引っ張ると物体の一部が残ってしまう問題が発生する事を思い出し、
再び液晶画面に目尻を映し確認する。とりあえず何も無かったのでホッとした。

それからは急いで下山したが、この山は思ったより距離が長いね!
その間、物体が持っていたかもしれない殺人ウィルスの恐怖に支配されていた。
ほどなく駐車場まで戻り、旧登山口まで車で移動してから服を着替える事にした。


8.恐怖の続き

あの物体はマダニだね!家ダニと違って大きいし、食いついたら離れない。
登っている時も実は3匹くらい服や腕に付いているのを発見していたが、
実はクモの赤ちゃんかと思っていた…。(^^ゞ

駐車場で服を着替えている時、シャツやズボンに更に2匹ほど付いていた。
他に見える範囲で確認したが、食われている箇所は無い様だったので帰途へ。

中標津経由で釧路に戻る。再び自宅の風呂場で裸になって確認すると、
なんと、背中に近い肩に もう1匹食いついていた…。(^^;

あ〜ぁ、もうイヤ!
登山は しばらく控えます。

その後、病院には行ってませんが、オレ大丈夫かなぁ?(^^;


以上、武佐岳登山レポートでした!(^^;


フォトアルバムにも写真を掲載してますので、見てみてね!

http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000085258832&owner_id=6137219
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