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2013年06月30日21:38

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ハチロク

本2009年 6/5の旅日記から〜




6/5、万感の思いを込めてダッシュ(走り出す様)汽笛は鳴ってしまった。


早めに熊本駅に着いたので、電車熊本市電に何台か乗って時計時間を潰して熊本駅に戻ると、もうハチロクは停車してた。

横に藤原豆腐店とは書いてなかった。


熊本駅は衝撃カメラ衝撃カメラ衝撃カメラ衝撃カメラ大撮影会になってた。

SL人吉はどこへ行っても大人気だ。


ほんの数年前までこの駅から走ってたのに、どこへ行っても注目の的。

実際、南九州観光客誘致や、地元活性化の強力なカンフル剤となってることは確かだろう。

熊本駅からSL人吉⇒いさぶろう・しんぺい⇒隼人の風⇒九州新幹線つばめ・リレーつばめ・・・の観光列車周遊コースを作り上げてて、そこからあそ1962や、なのはなDX、3セクローカル線・・・等の、支流も。

JR九州は、新幹線九州新幹線全線開通で囲い込みを完成させようとしてる。

4億かけてレストアしたものの、決して高くない投資。



しかし、なにより一番感じたのは、熊本〜人吉間の住民のマインド、

平日にもかかわらず、多くの人がSL人吉を見に肥薩線沿いに集まってる。

洗濯物を干してるおばちゃん、家族連れや、幼稚園の先生、園児たち、みんなこちらに向かって笑顔で手を振ってる。

JR九州のHPのカチンコPVかと思うぐらい、みんないい笑顔わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

その幼稚園の園児たちの横に、田んぼで農作業をしてる70歳ぐらいの夫婦が並んで手を振ってた。

なんか、それを見て、なぜか突然泣き顔目頭が熱くなった

というか、おにぎりおごっつお弁当を食べながら号泣してた。


なぜかは良く分からない。

まわりに誰もいなくて良かった。


この列車は九州各地を周り、地球を何周もするぐらい走り、当然ここ人吉の地でも走ってて、

このおじいちゃん、おばあちゃんも、おそらく、ずっとこの地で生きてきて、若い頃ずっとこの列車を見てきてるはずである。

あるいは、乗車したことも。

そこから何十年もの時を経て、再びこの地を走ってる列車に、二人並んで笑顔で手を振ってる。

そんな背景を考えると、さらに泣き顔熱いものが。


列車は川線に入り、さらに川を遡って行き、あちこちで手(パー)手を振る人の姿が。

3歳ぐらいの子が手を振りながら、土手を走って追いかけてくる。

車内のおばちゃん達の、黄色い声が飛ぶ。

きっと、あのおじいちゃん達とは2〜3世代違うこの子達もまた、この列車の新たな記憶を刻んでいくんだろう。


JR九州では“手を振レール運動?”みたいなことをやってるらしいが、それが列車の中だけなのか、自治体、住民一体となってやってるのか分からないのだが、義務感でわざわざ見に来ないし、あんな笑顔は出ない。


何度も言うが、ホントに印象的なわーい(嬉しい顔)笑顔。

この列車は地元に、経済効果以上の大きな効果も与えている。


今回、水戸岡鋭冶の最新作を見に行こうと思ってただけで、正直そんなに期待もしてなかったが、こんな旅は初めてかもしれない。

こんな良いモノを見せてもらった事に感謝。

JR九州のSL復活に携わった全ての人、それを演出した水戸岡鋭冶、地元住民他、全ての人に感謝。

我が地元の誇り、JR九州が、またイイ仕事をしてくれました。

あまりに素晴らしくて、この列車には気軽に何度も乗りたくない気がする。


こんな本日記を書いて引かれる方もおられるかもしれませんが、自分が体験したことを多くの旅好きの人に知って欲しくて本日記に書きました。



でも、こんな本日記を書く俺って・・・ぴかぴか(新しい)ステキやんウインク指でOK





以上、本2009年 6/5の旅日記からでした。









蒸気機関車は必要なのか――岐路に立つSL観光
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=2476361
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