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2013年06月30日20:31

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パチンコ中毒は麻薬中毒

■1歳児を車内に放置、パチンコ4時間…母ら逮捕
(読売新聞 - 06月29日 15:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2485958

僕の職場の患者さんで、パチンコがめちゃめちゃ好きな人がいる。
開店間もなくからパチンコ店に入店し、昼過ぎくらいまで毎日、パチンコを打ち続けているそうだ。
まあ、それなりに裕福な暮らしをされていて、自分の遊べる範囲内でパチンコをされているそうだから、それで構わないのだろう。

だが、パチンコを全くやらない僕からすると、毎日そこまで通いつめるパチンコの魅力というのがイマイチ良く解らないのだ。
だってそうじゃないか。
いくら、カレーライスが好きだからといって、そんなに毎日、毎日カレーライスばかり食べていたら、いつか飽きる。
まあ、カレーライスだと飛躍し過ぎだが、いくら面白いゲームだからと、そう毎日、毎日何時間もやり続けていられるものなんだろうか。

これは、パチンコによる、ギャンブル性にハマってしまっているのではないか。
大当りが出て、出玉がジャラジャラと出てきた時、脳からドバドバと脳内麻薬が出てきているのだ。
その快感が忘れられず、パチンコにどっぷりハマってしまう。
一種の麻薬中毒のようなものなんだろう。

その証拠に、その人はパチンコはあくまで遊びで、ギャンブルでやってるわけじゃないと言う。
ならば、家にパチンコ台を買って置いたらどうだ。それならば、わざわざパチンコ屋までいかなくとも、家で好きな時に好きなだけパチンコが打てるじゃないか。
と、僕がそう言うと、その人はそれじゃ面白くない、と言うのだ。
パチンコ屋に行って、そこで出玉がジャラジャラと出るから面白いのだ、と。
つまり、その人は認めたくなくとも、完全にパチンコのギャンブル性にハマってしまっているのだ。
その先には、そのパチンコ玉が換金できるからこそのギャンブル性だ。

この記事の夫婦も、きっとパチンコにどっぷりハマってしまったパチンコ中毒者なんだろう。
そして、それは麻薬中毒に似ている。

何故なら、普通1歳の子供がいる親なら、駐車場のクルマの中に、エンジンをかけたまま何時間も放ったらかしにしない。
いくら、クーラーを効かせている為とはいえ、1歳の子供だけを残してエンジンをかけたままの車中に何時間も放ったらかしにするなんて、正気の沙汰ではないのだ。

もし、その間に何らかのトラブルで、クルマのエンジンが止まってしまったら。
もし、エンジンをかけたままのクルマに、誰かが乗り込み、そのまま何処かへ乗って行ってしまったら。
もし、子供が起きて、クルマの中をいじり回して、その拍子にクルマが急発進したり、エンジンが止まってしまったら。
いや、そんなことじゃなくとも、子供が起き出して、パパとママが居なかったら、クルマから外に出てしまうことだってあるだろう。

それらの結末は、どれも最悪の結末だ。
こんなことは、こうやって、わざわざ羅列して、並べなくとも普通はわかりそうなものだし、普通は、こんなことを考えるまでもなく、車中に子供を置き去りになんかできない。
というより、そもそも子供を連れてパチンコ屋に行かない。

そうした普通の感覚が、中毒になると麻痺してしまう。
そうとでも考えなければ、4時間も車中に放ったらかしにできないだろう。
パチンコ屋でこうした事故が絶えないのは、こうした中毒のせいじゃないだろうか。

もしそうだとしたら。
こうした当たり前の感覚すら麻痺させてしまうパチンコ中毒というのは、大変恐ろしい。
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